【しがみついても無駄です】30話のネタバレを紹介します!
『しがみついても無駄です』前話あらすじ
ラカンがあまりにも簡単に引き下がったことや「感謝」という言葉にカーラは気づきました。侯爵になった理由が「ラカンのためにフェイロンに背を向けた」とラカンが誤解していることに。
『しがみついても無駄です』30話ネタバレ!
ラカンは来年18歳になり、成人式を迎えます。成人後から本格的に皇位を狙うと言っていたのです。カーラはこのことがきっかけで早めに動き出すのではと考えました。
しかしカーラにとっては誤解してくれた方が都合が良かったのです。「信じていた人に裏切られることが、どれほどつらいか」教えてあげようと。
ラカンが出て行った応接室にそのまま残っていると、誰かだ訪ねてきました。ノックされた扉を開けると、息を上げているフェイロンがいました。
帰ったはずのフェイロンがいることにカーラは困惑します。メルビンの勘違いで少し仕事が増えただで、プレゼントを渡しに戻ってきてくれたのです。
カーラが渡された箱を見てみると、箱の色も形もラカンが持ってきたプレゼントとそっくりでした。
フェイロンは丁寧に説明してくれました。皇帝陛下との晩さん会の約束後、殿下が直接作らせた物。真ん中はルビーで、そのまわりに花の形に削ったイエローダイヤモンドがあしらわれいると。
直接フェイロンがネックレスを付けてくれると言ってくれましたが、もう一度よく見たいとお願いしました。
デザインは同じでしたが、明らかに別物でした。ルビーぼ透明度とカッティングの技術まで、ラカンの物とは全て違いました。熟練の職人でもこれを作るには相当な時間が必要なはずです。やはりラカンが急いで模造したのかと思いました。
陛下が成婚を急かすつもりが、カーラを傷つけてしまったと思い、お詫びの贈り物をしたいと言っていたため、フェイロンが提案したのです。
デザインのことを聞くと、フェイロン自身が考えたわけではありませんでしたが、フェイロンの母の物に似せて作ったようです。
ということは、フェイロンがこれを贈るとラカンは知っていたのかとカーラは考察します。
首にネックレスを付けてくれたフェイロンは、向き合って膝を付きました。カーラの様子がおかしいと思い、どうしたのか聞いてきたのです。
ネックレスのことが気になり、色々と質問を投げかけました。ラカンがこれとそっくりな物を持ってきたことも。
ラカンの目的は分かりませんでしたが、少なくも良くない意図であることは確かでした。もしかするとフェイロンとの間に亀裂を入れたいのかもしれない…。
カーラは爵位継承がフェイロンとの破談を意味していると、ラカンが勘違いしていることも伝えました。宴に参加した他の貴族や皇子たちもそう思っている様子であったことも。
ラカンがなんとしても別れさせたいことに、フェイロンはこれからどうするつもりなのかカーラに聞きました。
カーラはようやく爵位を取り戻し、家門での立場も安定しました。「今度は私が約束を守る番です。あなたを皇帝にするという約束を」と告げます。
続けて、勘違いはラカンが勝手にしたことだから、誰のせいにもできませんからと言うと、フェイロンはクスと笑いました。カーラが不思議そうにしていると、フェイロンは本当に面白そうな表情を浮かべました。
「ラカンや他の貴族たちにも誤解させておきましょう。宴の時に僕が言った言葉で、彼らは余計に混乱することでしょうか」。そう言ったのです。
「宴に言った言葉…?」とは。カーラは知りませんでした。
『しがみついても無駄です』30話感想
急いで戻ってきたフェイロンにとても嬉しくなりました!カーラの知らない所でたくさん助けてくれるフェイロンはとっても素敵ですね…。ネックレスの件もそうですが、宴の時も何か仕掛けてくれていたとは…。どこまでも出来る男ですね…。
まとめ
『しがみついても無駄です』30話のネタバレを紹介しました!
次話ではフェイロンが言った言葉が気になりますね!あれだけ笑ったフェイロンだったので、面白いことになっているのでしょうか?それを知ったラカンはとんでもなく怒りそうですが…。ラカンがネックレスを贈った真実も明らかになりそうですね!