【しがみついても無駄です】25話のネタバレを紹介します!
『しがみついても無駄です』前話あらすじ
悪夢で死にそうになったカーラは誰かに助けを求めました。名前を呼んだのはフェイロンでした。カーラが伸ばした手を掴んだのは…?
『しがみついても無駄です』25話ネタバレ!
カーラは名を呼ばれ、目を開けました。目の前には必死に声を掛けてくれていたフェイロンがいました。その存在が分かると、また気が遠くなってしまいます。
フェイロンにまた「カーラ!」と呼ばれ、ハッキリと目を覚ましました。顔色が悪いからとジェーンを呼んでくれました。
ふとフェイロンが座っていた椅子に目を向けると、羽織が椅子に掛かっています。昨晩、陛下の勅命を伝えに来たフェイロンでしたが、カーラがうなされていたため夜通し、ずっとカーラのそばにいたことをジェーンが教えてくれました。
その後、湯あみをしているカーラは夢のことで不安になっていました。父をトラン領地に送っただけで安心するなということなのか…。それと一晩中付き添ってくれたフェイロンに申し訳なく思いました。
お詫びに時間がある時にお茶にでも誘ってみようと表情を柔らかくするカーラ。
湯あみを終えるとフェイロンは帰ってしまっていました。目覚めを見て安心したと。
陛下の勅命は爵位授与式の日時と場所のことでした。カーラはそれが示された文書を確認します。授与式の参加者は皇族を除いた爵位を持つ者に限ることも。
爵位授与式を覚悟して臨むことに気を引き締めていると、ブアゼルがある男性と話していました。するとその男性はカーラに膝を付き、悲しい表情を浮かべます。
カーラは男性が「ロナルド」と分かりました。ロナルドはカーラの母の死に責任を感じ、屋敷を出て行った医者でした。前世でカーラが毒に侵された時、信頼できるロナルドを必死に探しましたが、屋敷を去った彼の行方は分からないままだったのです。
ブアゼルにロナルドをどうやって見つけたのか、どうしてここにいるのか、彼を探していることも知っていたのか聞きます。
ロナルドは自ら話し始めました。今までドレインで庶民を相手に小さな診療所を開いていたこと。ロナルドの医術を見たフェイロンに出身を聞かれ、カーラの母の主治医であったことを話しました。
そしてカーラがロナルドを捜していると知っていたフェイロンの配慮で戻ってきたのでした。
ドレインといえば少し前にフェイロンが盗賊を討伐しに向かった領地だとカーラは知っていました。
改めてロナルドを屋敷に歓迎し、笑顔で迎え入れます。死に追いやられた毒について何か分かるかもしれないと期待に胸を膨らませながら。
そこに、父の部屋で金庫を見つけたと報告がきました。実物を見てみると、金庫なのか怪しい物がそこにはありました。ブアゼルによると、先代侯爵がこれに似た金庫を使っていたのを見たことがあるということでした。
カーラがその金庫の状態を確認してみると、父はこれを開けたことがないと分かりました。どうやら普通の方法で開けられる金庫ではなかったのです。とりあえずブアゼルには部屋の掃除だけをお願いし、オースティン子爵に聞いてみることに。
オースティン子爵と連絡をとると、金庫はリッセン王国の物で、絶対に開けられないと告げられました。母の遺品の小箱と同じ仕組みなのかと思い、開ける方法も聞きました。
先代の侯爵がどんな形で金庫を作り方によるため、オースティン子爵がリッセン王国の方を調べてくれることになりました。
オースティン子爵との連絡を終えたカーラの元にアンドレアが来ました。早朝から商団の仕事で忙しいアンドレアは、カーラが夢にうなされていたを知りませんでした。それを申し訳なさそうにしていたのです。
カーラは疲れているはずのアンドレアを部屋に戻って休ませようとしましたが、以前伝えられた「見せたいもの」を今見せても良いか聞いてきました。
カーラはもちろん承諾。アンドレアが渡してきた二枚の手紙には想像をはるかに超えた内容が書かれていました。
『しがみついても無駄です』25話感想
悪夢にうなされていたカーラを呼び覚ましたのはやはりフェイロン本人でしたね!さらに探していたロナルドも連れてきてくれた配慮。とんでもなくイケメンですね…。フェイロンの色んな表情が増えてきたのも嬉しいですし、カーラが少しずづフェイロン自身を好きになってくれているのも本当に嬉しい気持ちです!
まとめ
『しがみついても無駄です』25話のネタバレを紹介しました!
次話では、アンドレアが渡した手紙の内容が気になりますね!「ビエナがいなくなってから」というセリフもあったので、ビエナに関することだとは思いますが、一体どんな内容が…?予想はビエナがカーラの父の本当の娘であるのか?それぐらいしか思いつきませんでしたが、それ以上の可能性も?次回も楽しみですね!