【しがみついても無駄です】20話のネタバレを紹介します!
『しがみついても無駄です』前話あらすじ
カーラは母が陛下より授かった公証書を差し出し爵位を貰いたい旨を話しました。最後には膝を床に付き、「オルシェ侯爵家後継者、カイラ・オルシェの爵位継承をお願い申し上げます。」と真っすぐ陛下を見つめ告げました。
『しがみついても無駄です』20話ネタバレ!
陛下はその前に、爵位の継承に伴いフェイロンとの成婚に影響はないか聞いてきました。カーラはもちろんと答え、陛下は爵位継承を快諾しました。
2時間前、皇宮へ向かおうとしてるビエナは、カーラが自分を差し置いて家門の入った馬車に乗ったことに怒っていました。それならとビエナが選んだ馬車は、フェイロンがカーラに求婚をした時に贈った馬車でした。
ブアゼルは必死に止めますがビエナは聞く耳を持ちません。その馬車に乗り皇宮へ向かってしまい、ブアゼルは急いでカーラに伝えるため書信を送ります。
カーラ宛にブアゼルからの書信が届きました。内容を読んだカーラは、ビエナがあの馬車を使うことを予想していました。書信が届いてから1時間経っていることをオハラ令息から聞き、ビエナの元へ行こうと席を立ちます。
何が起こっているのか知らないフェイロンはカーラを止めますが、書信を読み状況を理解。2人は急いでビエナの元へ行きました。
皇宮の門の前で騎士と揉めていたビエナを呼びました。カーラはフェイロンが贈ってくれた馬車をビエナに使わせてしまったことを謝罪。「ビエナだけはお許しください」と涙目で許しを得ようとしました。フェイロンはカーラのことは罰するつもりはなく、ビエナに一言告げるため睨みつけます。
冷たい表情に怯えるビエナ。フェイロンはビエナの浅はかな行動でカーラがどんな目にあったか見るよう命じます。カーラを見ると、汗をかきながら急いでここへ来てくれたことがわかりました。フェイロンはそんなカーラに頭から布を被せます。
ここまでの一連は全てカーラの計画通りでした。評判が左右する社交界での貴族たちは、カーラを引きずり下すために、ありもしない話を作って悪者にしてくるはず。カーラは爵位を取り戻すために避けては通れないこの泥沼の戦いで、先手を打つことにしたのです。
今この場面を皇宮の人たちの見せることで、ビエナの評判は下がると同時にカーラは妹思いの姉だと思わせることができました。ビエナのために許しを請うカーラの姿を見た馬車は数十台。噂が広まるまでに一週間ほど、ちょうどカーラの爵位継承の噂が広まり始める時期と同じでした。
終始怒っているフェイロンは涙目でいるカーラをギュッと胸に抱き、ビエナが乗ってきた馬車の扉を開けさせました。馬車の主人であるカーラが乗れば門を通るのは問題ないと。ビエナも一緒に乗ろうとしましたが、カーラ以外は乗れないとフェイロンに拒否されます。
カーラは皇后のお茶会に遅れてしまうから、もう一台馬車を用意してもらうようフェイロンにお願いしました。あまりいい顔をせずにフェイロンはお願いを聞き、カーラはビエナにここで待つよう伝えました。
馬車に乗ったカーラは皇帝が爵位継承を快諾してくれたこと、ビエナと自分の評判に差をつけることができて一息ついていました。残すは考えたシナリオに対する評価だけ…。もしも全てを元通りにした後、時が許すのであれば「今世は自分のために人生を生きたい」。そう願いました。
『しがみついても無駄です』20話感想
ビエナがやってくれましたね。カーラの作戦通りでしたが、自分のことしか考えていない末路がまずコレだったとは…。社交界のことや「皇后のお茶会」がどれだけ重要かわかっていない様子でしたね。
カーラを庇ってくれたフェイロンが本気で怒って、本気で心配して、カーラをギュッと抱きしめるシーンはとっても良かったです!カーラに対しての気持ちが溢れていました。普段は静かなイメージでしたが、カーラのことになると色んな顔が見れて嬉しいです。
まとめ
『しがみついても無駄です』20話のネタバレを紹介しました!
次話では皇后のお茶会が始まると思います!カーラは参加できないはずですが、何かしらの理由でできそうな気もします…。皇帝陛下、クリソン伯爵夫人、フィリペ。完全に味方とは言えませんがこの人たちの手助けがありそうです。そしてビエナは次どんな仕打ちを受けるのか…。恐らくラカンも出てきますかね。登場人物も増えたことで色んな展開を考えちゃいますね!