【冷血皇子と捨てられた王女】9話のネタバレを紹介します!
『冷血皇子と捨てられた王女』前話あらすじ
不出来な花束を自室に置くことにしたアレクシア。そこに誰かが訪ねてきました。何も思わず出ようとしましたが、「警戒心が足りなすぎる」とテルビオンに言われた言葉を思い出し…。
『冷血皇子と捨てられた王女』9話ネタバレ!
部屋を訪れたのはジーク卿。花束をボロボロにしてしまい、アレクシアに謝ってきた兵士の一人でした。改めて謝罪と綺麗な花束を届けてくれたのです。
アレクシアはわざわざ新しい花束を届けにきてくれたことを嬉しく思います。そこにジョセフもやってきて、一凛の花を差し出しました。それはアンザークからの急ぎの伝言でした。
その花は「エーデルワイス」。アレクシアの母の名前と同じ花でした。「お前の母は刻一刻と病状が悪化している。だからすべきことをしろ」。アレクシアは伝言の意味を理解しました。
アンザーク陛下がそんなことを仰るはずがないと言った何も知らないジョセフに、母の命を利用して脅されていることを教えました。それでもアンザークに尽くしてきたジョセフは信じられません。
伝言が来たことでアレクシアはテルビオンを殺す任務を全うすることに。ジョセフにテルビオンとお茶を一緒に飲みたいと伝えるようお願いします。
「彼を殺せばお母様は生きられるかしら?きっと答えは私の望むものとは違うだろう」アレクシアは肌身離さずつけているネックレスを握りながら、そんな予感がしました。
後日、テルビオンにお茶を断られて最初は安心していたアレクシア。時間が経つにつれて、私はどうしたいんだとうと気が重くなってしまいました。
すると部屋の窓からノックが聞こえ目を向けると、そこにはテルビオンがいました。何の用か聞いてみると、茶を飲むか?と誘われます。
急にお茶を飲むことになるとは思っていなかったので、今は薬草をすり潰していることを理由に断ります。しかしテルビオンは目の前で薬草を燃やし、これなら時間ができたな?と無理やりお茶を飲むことに。
諦めたアレクシアは毒を盛ることに頭が一杯でした。優雅にお茶を飲んでいるテルビオンに、ミルクが必要かを聞き、カップを受け取ります。素直にカップを渡してきたことに、どうして侍従ではなく私に渡したのだろうと思いました。
疑問に思うことはありましたが、ネックレスに隠していた毒をカップに入れます。「アンザークに帰り、母と王宮から出て、日の光が温かく風あたりのいい所へ…」。未来の自分や母がテルビオンに殺されることも考え、殺すことを決心したアレクシア。
毒の入ったお茶をテルビオンへ渡します。アレクシアはこれ以上飲むと眠くなると言って飲みませんでした。そんなアレクシアにテルビオンは「お前は嘘が本当に下手だな」と言ってきました。
「どうして毒を盛らなかった」と聞いてきたのです。アレクシアはなぜバレたのか焦ります。テルビオンは目の前まで来て、アレクシアの手を取り、自分の心臓の前にナイフを突き立てます。アレクシアが殺そうとしていたことを全て分かっていたのです。
殺そうとしていたのになぜ躊躇う?と聞かれたアレクシアはギュッと目を瞑ってしまいます。「私は彼を殺してお母様と…」そう繰り返し唱えてもダメでした。アレクシアはできませんと言い、ナイフを落とします。
テルビオンはアレクシアの毒が入ったお茶を飲もうとしましたが、アレクシアはダメ!と言いながらカップを叩き落としました。
毒の入ったお茶を飲むつもりはなかったアレクシア。テルビオンは「笑わせるな」とアレクシアの毒が入っているネックレスをちぎりました。そして抱き寄せて「俺を殺すことになったとしてもお前は生きろ。絶対に死のうなんて思うな」。そう言われました。
「殺せなかった」アレクシアは、思い錘が自分を下へ下へと引っ張っていき、ここが小説の世界だと知った時と似たような絶望感に包まれました。
『冷血皇子と捨てられた王女』9話感想
部屋に来たのは兵士でしたね!予想は外れましたが、アレクシアへの態度が変わっている様子を見れて安心しました。
そしてテルビオンは全てわかっていたんですね…。アレクシアはアンザークのためではなくて、「お母様」のために必死ということも改めて分かりました。ラストのセリフやお茶を飲むタイミングも全て見計らっていたのかと思うと、本当に好きなんだなというのも同時に思いました!まだお互い隠している面もあるんで、早く仲良くなってほしいですが…。
まとめ
『冷血皇子と捨てられた王女』9話のネタバレを紹介しました!
次話では殺そうとしたアレクシアへテルビオンはどんな対応をするのか気になりますね!アレクシアのラストのセリフを考えると、殺される運命だと思っているんでしょうか?恐らくそれは無いと思いますが…。アンザークもテルビオンを殺されていないことで、アレクシアの母に危害を加えないでほしいと思いました…。