【冷血皇子と捨てられた王女】20話のネタバレを紹介します!
『冷血皇子と捨てられた王女』前話あらすじ
アンザークのスパイとバレたジョセフ。変化を解いてライオネルとしてハスターと剣を交えます。ハスターが優勢となってしまい、その場を逃げることにしたライオネルは最後にアレクシアへ伝言を残します。「夜に伺います」と。
『冷血皇子と捨てられた王女』20話ネタバレ!
その場に座り込んでしまったアレクシアは原作が変わったのかと焦り始めます。自分のせいでジョセフがここで死んでしまったら…と。
ハスターはアレクシアの元へ駆け寄り、手を差し伸ばしてきました。ハスターにジョセフをどうるすつもりか聞くと、「自分の命」を先に心配した方がいいと言われてしまいます。
その言葉にアレクシアは気づきます。原作で自分が死んだのはこの頃だったのです。アレクシアは最初から決めていたように「私が死ぬことなら大丈夫です」とハスターに返します。
ハスターはアレクシアがスパイと内通していてもテルビオンの命令で手を出せないこと、協力さえしてくれれば問題ないはずと話をしました。
アレクシアはハスターからジョセフであるライオネルが4年もここ、オベロン城にいたことを聞きました。寂しさ、憎しみ、苦痛に耐えたライオネルの4年間が自分のせいで一瞬にして水の泡になったとアレクシアは思いました。
ハスターにライオネルを捕まえるまで部屋にいるよう言われ素直に従います。ジョセフと一緒に行きたかったのか聞かれて、即答できず黙ってしまいました。
そんな質問をしたことに謝ってきたハスターは、部屋の扉を閉めました。アレクシアはテラスに向かい、アンザークにいる母を想います。
父であるアンザーク王は自分のことを見てくれず、自分が誰なのかもわかっていませんでした。それでも母はいつも優しく抱きしめてくれました。小説通りに死にたくなくても母のためなら死んでもいいと思えるぐらい母のことを愛していたのです。
幸せであるだろう風景を思い浮かべながら、ここから出て母をアンザークから連れ出すことを考えていました。そんなことが可能なのかと思っていると、ライオネルが目の前に現れます。
ライオネルはアレクシアを連れて行ことしますが、一緒に行けばライオネルが危ないと断り、母のことを頼みます。しかしライオネルは「もう手遅れです」と言ったのです。
アレクシアは一瞬何を言っているのか分かりませんでした。ライオネルはアレクシアの疑問を無視し、強引に連れて行こうと言いくるめます。その時、アレクシアの部屋の前まで誰かが来たことにライオネルは気づきます。
アレクシアはベッドで寝ているフリをしました。ノックもせずに入ってきたのはアレクシアを誘拐しようとしている騎士でした。このままだとマズイと思ったアレクシアはベッドからわざと落ちます。
驚いている騎士たちにアレクシアは正体を明かすよう命じると、明かさずに大人しくついて来れば危害は加えないと脅してきました。アレクシアは剣に巻きついた神龍に気づき、シュベリオンの騎士だと分かりました。
正体を明かされても変わらない態度の騎士に無理やり手を掴まれ、頬を叩いて抵抗します。護衛を呼ぶと言うと、騎士は剣を抜き、アレクシアに危害を加えようとしてきました。
『冷血皇子と捨てられた王女』20話感想
ライオネルと内通していたアレクシアに変わらず優しい対応のハスターでしたね。テルビオンの命令とは言っていますが、アレクシアに同情していることもあって少しでも「信用」しているのでしょうか?母を想ってここから出ることと、出れない現実に左右されてしまっているアレクシアが本当につらそうです…。ライオネルもちょっと強引だなと思ってしまいましたね。
まとめ
『冷血皇子と捨てられた王女』20話のネタバレを紹介しました!
次話ではシュベリオンの騎士たちは恐らくライオネルが片づけてくれるだろうと思います!そして「もう手遅れ」という言葉。アレクシアの母のことなのでしょうか?母がいることが唯一アンザークに戻る理由だったのに、頑なにライオネルが教えてくれないのが気になりますね。アンザークに帰る選択、シュベリオンのこと、テルビオンがオベロン城に戻ってきた時。まだまだ気になる展開が多いですね!