【冷血皇子と捨てられた王女】17話のネタバレを紹介します!
『冷血皇子と捨てられた王女』前話あらすじ
アレクシアは騎士と使用人たちを率いてシュベリオンを出迎えに。シュベリオンはアレクシアのことを見るなり、「噂で持ち切り」と嘲笑います。そんなシュベリオンに改めて自己紹介しました。「アレクシア・ハルベンキア」と申します。と。
『冷血皇子と捨てられた王女』17話ネタバレ!
シュベリオンはアレクシアが「ハルベンキア」の名乗ったことが気に入りませんでした。アレクシアは他国の姓が使えず、「夫」の姓を名乗りましたと伝えました。テルビオン殿下と結婚したことも。
それを聞いたシュベリオンは陛下はその結婚を許可していないことを指摘しましたが、「他国ら妃を迎えるのに皇帝陛下の許可が必要では…」そこまで返すと、シュベリオンの様子がおかしいことに気づきます。
顔色が悪くなり、素直に心配したアレクシアはシュベリオンに近づきますが、拒否されてしまいました。
アレクシアは、陛下の許可を得てはいないがアンザークの王女であることをハッキリと告げます。このことをテルビオンが知ったらどうなるのか考えました。
彼はオリピアの「不幸」のためならなんだってしました。アレクシアのこの「不幸」を笑うか見過ごすか、あるいは…
そんなことを思っていると、シュベリオンはチャンスをやろうと提案してきます。そこまで協定の礼を尽くしたいのならと。「今夜、私の夜の世話をしろ」そう言ってきたのです。
オベロンの騎士はテルビオンの婚約者であるアレクシアにそんな命令は…。と止めに入りますが、シュベリオンは構わずアレクシアを連れて行こうとします。
その先にいたハスターのことを殺そうと剣を振りかざしましたが、アレクシアが大きな声で「殿下!」と叫び、シュベリオンを止めます。そして「責任をお取りになれますか?」と聞きました。
シュベリオンは「アンザークの王女一人、私の手に負えないとでも?」と反発的な態度。アレクシアは一夜限りの遊び相手ではなく、アンザークが滅びない限り国に戻ることはない自分のことをシュベリオンに最後まで責任を取ってもらうことを伝えました。
協定の結果もシュベリオンの伴侶になることも、自分には拒否権が無いことも。
それを聞いたシュベリオンは、テルビオンがアレクシアをそばに置いたのは協定のためではなく、アンザークの土地を手に入れる口実が欲しいからと考えているようでした。それでも砂漠の土地ですら弟のテルビオンにやるつもりはなく、オベロン城もいずれ手に入ると。
アレクシアは「戦争はまだ終わっていません」と冷静に一言。
その一言にキレたシュベリオンはアレクシアの肩を思いっきり掴みます。ハルベンキアの正当な後継者である自分を馬鹿にしているのか、弟がいないと戦争に勝てないと思っているのか。怒鳴ってはいますが、持病が発症して呼吸が苦しそうでした。
オベロンの騎士たちは駆け寄りますが、シュベリオンは近づくなと暴れます。アレクシアは騎士たちを下がらせ、自ら近づいて冷静にシュベリオンを落ち着かせようとします。
その場に膝を付いてしまったシュベリオンの口に布をあて、ゆっくり呼吸させます。落ち着いたシュベリオンはアレクシアを退け、部屋に案内するようオベロン城の騎士に言いました。
ジョセフとハスターがお疲れ様ですと駆け寄り、部屋まで同行してくれます。アレクシアはハスターにお礼を伝えると、「すべきことをしたまでです」と返答。アレクシアは親切を受け取るのことが難しいと思いました。
そのまま案内された部屋は自室ではなく、テルビオンの部屋でした。ハスターは「明日は我々がなんとかするので、ゆっくりお休みください」とだけ伝えてくれました。
そのままベッドに倒れこんだアレクシア。「皇太子妃殿下」その言葉を呟きます。シュベリオンがオベロン城を発つまでの辛抱ですが、いつまで耐えればいいのか、耐えられるのか不安に思います。
テルビオンの毛皮のコートをギュッと抱いたアレクシアは「テルビオンに会いたい」。それだけでした。
『冷血皇子と捨てられた王女』17話感想
シュベリオンを目の前にしても「皇子妃殿下」としてアレクシアはよく頑張りましたね!ラストのシーンを見ると、相当ストレスだったと思います…。テルビオンを恋しく思うアレクシアの表情はとっても可愛かったです!
シュベリオンは病弱なわりになかなか強引で乱暴、テルビオンよりも沸点が低い人物でしたね。ハスターが剣を振りかざされても顔色一つ変わらなかったのは、恐らくテルビオンの方が怖いからかなとも思いました。
まとめ
『冷血皇子と捨てられた王女』17話のネタバレを紹介しました!
次話ではシュベリオンがオベロン城から発つまでの話ですかね!憎い弟の城で一体何をするのか、テルビオンの部下たちが多くいる城で身動きはあまりできそうにありませんが、アレクシアに危害を加えるのは確実かなと思います…。