【冷血皇子と捨てられた王女】1話のネタバレを紹介します!
『冷血皇子と捨てられた王女』あらすじ
夢に出てきた小説「狼の書」の中に入ってしまったことに気づいた王女アレクシア・アンザーク。小説の中のアレクシアは、小説が始まる前には死んでしまう運命でした。しかし、小説通りに死なないことを決意したアレクシアは…?
『冷血皇子と捨てられた王女』1話ネタバレ!
小説の主人公であるテルビオン・ハルベンキアがいるオベロン城へ来たアレクシア。戦争を終わらせるために、平和協定の貢物としてテルビオンの元へ贈られました。
アレクシアの父であるアンザーク国王からの手紙を読んでいたテルビオンは、先に戦争を仕掛け、自分の娘にまで非難されるアンザーク国王のことを「愚か」だと嘲笑いました。
そんな様子のテルビオンを見ているアレクシアは、協定を結ばないのでは?と少し焦ります。今日が死ぬ日ではなかったはずですが、「笑いながら人を殺す残酷な人」であるテルビオンを知っていることもあり、殺されると思ったのです。
その場に座ったままでいるアレクシアに「俺のことはどう思う?」と聞いてきたテルビオン。アレクシアは思わぬ質問にキョトンとしてしまいます。「ハルベンキアで未婚の皇族は俺一人だけだ。まさか…俺のことは嫌いか?」と続けて聞いてきたのです。
急な質問にアレクシアは「いいえ…そんなことは…」としか答えられません。テルビオンはその答えに満足して、贈り物であるアレクシアを貰うことにしました。
アレクシアがその言葉に驚いたその瞬間、アレクシアと共にきた従者たちが死んでいく光景が目の前に広がりました。あまりの残酷な光景に吐きそうになりましたが、自分は捨てられた身、ここではこれが当たり前なことだとグッと耐えます。
そんな状況の中で、テルビオンは結婚式は来月で良いか聞いてきました。冷静になったアレクシアは「はい」とだけ答えます。テルビオンは従順なアレクシアのことを不思議に思いました。もし、自分がアンザーク王国を攻撃したらアレクシアは反逆者になるのにと。
アレクシアは自分のことを「捨てた」のはアンザークで、アンザークは自分の死を黙認したということ。さらに、テルビオンの顔・能力・声が気に入ったと従順な理由を話したアレクシア。本心であるのかと少し疑うテルビオンでしたが、アレクシアを部屋に案内します。
手を握られているアレクシアは、テルビオンの手に血が付いていることに気づきます。よく見てみるとケガをしていることに気づき、リボンで傷口を抑えてあげました。
思わずそんなことをしてしまったアレクシアに、自分の予想を遥かに超えてくると呟いたテルビオン。気に障ったかと焦るアレクシアに、テルビオンは「ハルベンキアで生き残るためにはそれ以上の価値を証明してみろ」と告げ、アレクシアが使う部屋へ入れました。
テルビオンは部屋に入ってもアレクシアをずっと見てきます。アレクシアは昔から気味悪いと言われてきた「黒い髪」のことかと思いました。不吉かとテルビオンに聞くと、「夜を連想される」とだけ告げ、部屋から出ていきました。
アレクシアが使う部屋はまるで寺のように素朴でした。ベッド、タンス、机だけが置いてある部屋を気に入ったアレクシア。「夜」が風になびきました。
『冷血皇子と捨てられた王女』1話感想
その場で人を簡単に殺してしまうテルビオンに恐怖を感じました…。ラブストーリーのはずなのにかなり危険な人物ですね…。
主人公のアレクシアは小説の中だと「ななり弱い女性」の印象でスタートしましたが、実際はかなりハッキリとしてる女性でしたね!これから物語が始まるラストのシーンは印象的でした。
まとめ
『冷血皇子と捨てられた王女』1話のネタバレを紹介しました!
次話では、敵国で一人となってしまったアレクシアがどんな対応を受けて生活していくか楽しみです!テルビオンの性格や私情など、知りたいことが多くあります。今後、どんな展開になっていくのか楽しみですね!