【悪役皇女様はお菓子の家に住みたい】6話のネタバレを紹介します!
『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』前話あらすじ
コックのパベルと一緒にお菓子を作ることになったアナスタシア。
オーブンの仕組みも高価な砂糖も知らないはずなのに、どうしてお菓子の作り方だけ知っているんだ?パベルは不思議に思った。
しかし、パベルも料理人。美味しいケーキに嬉しくなり、アナスタシアとケーキに使うオレンジを取りに行く。
まさか、その間に皇帝陛下の間食を取りに来るとは知らずに…。
『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』6話ネタバレ!
場所は皇帝陛下の部屋。
皇帝陛下は戦争で、起きた事柄を整理していた。その隣には皇太子アレクセイも。
書類を確認しながらカルノ・ノイシュテッターがずいぶん頑張ってくれたと
アレクセイに話しています。
アレクセイも嬉しそうな顔。
「しかし、カルノが生かしておいた者の中に奴隷が1人いた。アレクセイ、どうしてあの奴隷の罪を許せと?」
「まだ10才の子供です。親が罪を犯したとは言え、彼はイゴール・アキンペに命じられたまま刺繍をしただけですから」
「その刺繍が「暗闇」を呼ぶ文章だと知らなかったからと?私の民は300人も殺された。その責任はどう取るつもりだ?」
「人を殺したのはその意志を持った者。剣ではありません」
「人を刺した剣は折って、高炉で溶かすべきだ」
「あの子の親はすでに処刑されましたし、命じたイゴール・アキンペも処罰されたのでしょう?」
皇帝陛下はため息をつきました。
奴隷をどうするのか口論になっているようです。
アレクセイは困り果てた顔をしています。
見かねた皇帝陛下は続けます。
「生かしておいても、道端で飢え死にするだけだぞ」
「…まぁいい。あの奴隷とユーリエの娘は同い年だ。友達になるにはちょうど良かろう」
皇帝陛下がそう言うと、アレクセイの顔がこわばります。
「いえ、陛下。それならあの奴隷は僕が…。」
アレクセイの声をかき消すように、皇帝陛下は「その話はもういい」と話を変えてしまいました。
コンコン。
執事が間食の用意をしてタイミング良く、入ってきました。
そして、アレクセイと皇帝陛下の前にアナスタシアが作ったケーキが出されます。
「ほう?これは初めて見るケーキだな」
そういうと、皇帝陛下とアレクセイはケーキを一口食べました。
ケーキを見ながら、怪訝な顔をする皇帝陛下。
一方、その頃オレンジを探しに行っていた、アナスタシアとパベルが厨房へ戻ってきました。
すると、ケーキがいくつかなくなっています!
パベルは、慌てて探しに行きました。
アナスタシアはオレンジを食べながらお留守番です。
すると バタンッ!!
急に扉が開き、先ほどケーキを持って行った執事がハァハァ息を切らして戻ってきました。
「あ、すみませんお嬢さん、マルカシェフ見ませんでしたか?」
「マルカ?パベルなら、ケーキを盗んだ人を探しに行きましたよ?」
「えええっ!!あれは陛下の間食じゃなかったんですかぁ!?」
「わ…私は、知らずに陛下と皇太孫殿下にお出ししてしまって…へ‥陛下がケーキの事でシェフを呼んで来いと…」
執事の声が恐怖で震えています。
「えぇ!?皇帝陛下が!?」
(なんてこと!よりによって皇帝陛下が食べたなんて!)
良いことで呼ばれたならいいけれど、私が作りたいって言ったのに…。
アナスタシアは申し訳なく感じました。
「あの…それ私が作りました!」
「えっ?」
「私はアナスタシア皇孫。おじいさまにお菓子を作って差し上げたかったの」
「これは皇孫殿下!気づかず失礼しました」
執事は頭を下げます。
(まさか、おじい様の具合がおかしくなったわけじゃないわよね…)
アナスタシアは不安になります。
「とにかく呼んでいるのよね?私が行きます」
「大丈夫ですか?」執事が緊張しているアナスタシアを、心配しています。
(大丈夫じゃないけれど、平気なフリしないと…)
「陛下、アナスタシア皇孫殿下がいらっしゃいました」
執事が言うと「なぜ皇孫がきた?わたしはシェフを呼んだのだが」
そういうと、皇帝陛下は読んでいた本に目をやります。
アナスタシアに興味はなさそうです。
「そのケーキは、陛下に食べて頂きたくて…私が作ったんです」アナスタシアが言うと、本を読んでいた皇帝陛下の手が止まりました。
『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』6話感想
戦争の話をしている皇帝陛下とアレクセイ。アレクセイは奴隷に情けをかけていましたが、皇帝陛下の気持ちもわかる気がします。
まだまだアレクセイは、意見が若い感じがしますね。
皇帝陛下が「ユーリエの娘」と口にした時のアレクセイの顔が動揺していましたが、何か深い意味があったのでしょうか?
そして、アナスタシアのケーキを食べた時、皇帝陛下の表情は変わらなかったものの、何か感じた様子です。
表情くらいにこやかにしてくれたらいいんですけどね。
まとめ
『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』6話のネタバレを紹介しました!
アナスタシアのケーキを食べたと知った皇帝陛下。
このまま素直に「美味しかったよ」とは、言わなそうな雰囲気ですよね。
せめてアナスタシアの気持ちだけは汲んでくれるといいですね。
そして、アナスタシアはどうしてすんなりケーキを作れたのでしょうか?