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【ネタバレ25話】悪役皇女様はお菓子の家に住みたい|チョコケーキの価値

【悪役皇女様はお菓子の家に住みたい】25話のネタバレを紹介します!

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『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』前話あらすじ

戦勝パーティーでは、アナスタシアを取り巻く人間関係が複雑でした。
アレクセイとバルコニーに出たのを機に、アナスタシアは部屋へ帰る許可をもらいました。
アレクセイは、カイルに「アナスタシアが無事に部屋へ着くまで見てやってくれ」と強引に頼みます。

カイルが付いてきている事を知らないアナスタシアは、厨房へ向かいます。

『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』25話ネタバレ!

アナスタシアはお腹が空いたので、厨房に寄る事にしました。
パーティーの料理は本宮で作っているようで、誰もいません。

何かないか、アナスタシアが厨房を見渡していると
「姫様?」
後ろからパベルが入ってきました。

パベルはアナスタシアを見るなり血相を変えて「今までどうして姫様だと言ってくださらなかったのか!」とアタフタします。アナスタシアは最初に名前を言ったのですが、パベルは名前は憶えていても、姓までは把握していなかったようです。

「あんなにたくさんお菓子を作って、機会はあったはずなのに…言って下さればー!」
パベルはまだ落ち着きません。
アナスタシアはうるさくてたまりません。
「もういいでしょ?パベルのせいじゃないってば!それより、その卵はどうしたの?」

アナスタシアが聞くと、ようやく落ち着いたパベルが話しだしました。
どうやら、パベルも戦勝パーティーに行っていたようですが、つまらなくて帰ってきたようです。「おや?あなたも?」

ぐーーーっ。

アナスタシアのお腹が空いて、返事をしています。
「えへへ。緊張していてパーティーの夕食は食べられなかったの」

アナスタシアがパベルのもっているカゴを見ると、中には新鮮な卵がたくさん入っています。
「パベルにも、卵を分けてくれるような友達が出来てよかったわね」
「ひどいです。姫様」パベルはしくしく泣いています。

「それじゃあ、この卵を使ってサンドウィッチをつくりましょ」

ということで、2人は卵のサンドウィッチを作ることにしました。
材料は、お砂糖、塩、コショウ、クリームチーズ、マヨネーズです。

マヨネーズは、卵と菜種油、ワインビネガーで作ります。

そして、これを乳化するまでかき混ぜるのですが、この時代の泡だて器は前世のような金属の泡だて器ではありません。

パベルに、「私が混ぜましょう。姫様半べそかいていたので」
「だって、こんなのじゃ無理よ!」
「でも、この泡だて器は名品なんですよ?」
「そうなの?!」アナスタシアから見れば、ただの木の枝の束です。

「はい。これはセドボイア領地の自然の木を選んで作られたんです」
イマイチ凄さがわからないアナスタシア。

混ぜる作業はパベルにおまかせしました。

作業をする、アナスタシアは本当に楽しそうです。
出来た具を食パンにはさんで、出来上がりです。

パベルはこんなサンドウィッチは初めて見ました。と感動しています。
背景の橙色になっています。
どうやって思いついたのかパベルが聞きますが、「本で見た」とアナスタシアが言うと、「何の本です?」と突っ込まれて「さぁ?」としか答えられません。

アナスタシアの思いつきだと思っているパベルはアナスタシアに一目置いているようですが、まさか、アナスタシアが前世で見た本だなんて言えません。

そして、味の微調整はフェーヴがしてくれていることも。

2人がサンドウィッチを堪能していると、「マルカシェフはいますか!」

誰かが厨房に入ってきました。
見ると、黒髪の素敵な女性がうれしそうな目をして立っています。

女性は、マルカシェフを探していて、先日彼女が送った物で素晴らしい物を作ってくれたからお礼を言いに来たと、言うのです。

「先日って…1年も前の事じゃ…」パベルが言うと、「そのケーキに名前も付けてくれたとか!なんて素晴らしい」と感動の余りグイグイくるので、パベルはタジタジになっています。

彼女はサラト男爵。チョコレートの塊をくれた人です。
「実は、契約書も持ってきましたの」

パベルは自分が作った物ではないけれど、それを言うわけにもいかず「あのケーキは私がどうのこうの出来る立場じゃ…」と動揺しています。

アナスタシアは契約の話を聞き、「とりあえず話だけでも聞きましょうよ」と、パベルをなだめます。

「え!だって姫…」パベルが姫様と言いそうになったところを、アナスタシアがパベルの足を踏みつけ、言葉を遮りました。
パベルは踏まれた足が痛そうです。

「あらっ。このお嬢さんは賢いのね。もうすでに、あのケーキは美食家たちから注目されているのよ」サラト男爵は、アナスタシアと話し始めました。

(何のケーキの事?)アナスタシアがこっそりパベルに聞きました。どうやら、最初に皇帝に出すことになった、あのチョコレートケーキのことらしいのです。

残ったチョコケーキは、パベルが従事の者たちに分けてあげたんだとか。
そこから噂が広まったようです。

サラト男爵は、そのチョコレートケーキを売りましょうというのです。
「なんせ、皇帝陛下が絶賛されたケーキですもの。帝国中の者が味わいたくなるはずよ!」

判子押して~というキラキラした目でパベルを見ます。
契約書を見ると、どうやらパティスリーを開く計画のようです。

皇宮のシェフをしているパベルは副業なんて出来ません。
かといって、10歳の皇孫殿下が厨房に入るわけにもいきません。
パベルが「副業は出来ないぞ」と話すと、サラト男爵が選んできたシェフが代わりに作るから大丈夫だと言われました。

サラト男爵はもう、候補のシェフの名前をリストアップしてきていたのです。

アナスタシアは、「パティスリーでチョコレートケーキを独占販売する予定、レシピを渡せばここに書いてある人たちがケーキを作る事」を確認しました。

サラト男爵は、「その通りです」と言った後、契約の内容を話します。

【最初に1千万カルスの契約金を払うこと。
その後売上金から、人件費や材料費を抜いて利益の3割を差し上げる事】

「ちなみに、1千万カルスはどのくらいの値打ちかと言いますと、中流階級の大家族の1年間の生活費が5千万カルスくらいなので、相当すごい金額だと思いますよ!」
サラト男爵は自信をもって話します。

アナスタシアは、契約書をよく読み、呆れた顔でこう言いました。

「ふーん。たかが1千万カルス?やーらない」

『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』25話感想

カイル~(涙)カイルが出てきませんでしたね。アレクセイのために嫌々アナスタシアを見守りに行ったのに、全くでてきませんでした。
それどころか、厨房でサンドウィッチ食べてますよ。このお姫様。
カイルが不憫です。

さて、チョコケーキを売り出す話が来ましたね。
皇帝陛下も喜んで食べたものですから、相当な値打ちの物になるのでしょう。

まとめ

『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』25話のネタバレを紹介しました!

サラト男爵は商売上手な方ですね。チョコの扱いに困っていたはずなのに、「私があげたもので素晴らしい物を作ってくれた」と言うあたり、上手だなぁと思います。

1年もほっといたのに?と思ってしまいます。
さて、1千万カルスではパティスリーはやらないというアナスタシア。
彼女の意見は相手にされるのでしょうか?なんせ、見た目は10才ですから。

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