【悪役皇女様はお菓子の家に住みたい】15話のネタバレを紹介します!
『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』前話あらすじ
アレクセイは午前中・午後・夕方と毎日鍛錬を欠かしません。
それを見て、休憩する暇もないと心配するアナスタシア。
アレクセイは精霊パフニールを制御できないから、自分の周りはいつも暑いんだと話します。
しかし、アナスタシアには効きません。
アレクセイが不思議に思っていると、アナスタシアは、私がアレクセイと仲良しだからよ。と言います。
『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』15話ネタバレ!
「仲良しだから?」アレクセイは不思議そうにアナスタシアを見ます。
「そうよ。いくら強い魔法使いが魔法を使っても、倒されるのはみんな敵。
味方には効かないのよ」アナスタシアは笑顔で答えます。
アレクセイは頬を赤らめて、嬉しそうです。でも、恥ずかしいのか、手で顔を覆ってしまいます。
そんなアレクセイを見るのは初めてなので、アナスタシアも嬉しくなって、「顔隠さないでよ」と手を引っ張ります。
「アーシャ、やめろ…やめろって!!」ドンっ
アナスタシアは突き飛ばされて、しりもちをついてしまいます。
(びっくりした。どうしたんだろう?しつこかったかしら?)
アレクセイも自分のしたことに動揺しているみたいです。少し泣きそうになってしまいます。「アリョーシャ?ごめんね?」アナスタシアが謝ると、「怒ったんじゃないんだ…ごめん。」そういうと、アレクセイは行ってしまいます。
アナスタシアは納得がいかず、アレクセイを追いかけて問いかけます。
アレクセイは、火の精霊王パフニールと契約しました。
しかし、まだ力を制御できないと思い込んでいるようで、周囲に熱気が漏れていることも気にしています。
だから、自分の感情が乱れると、どうなるか予想が出来ず怖くなると話してくれました。
そして、アナスタシアに「ごめん」と謝ると、部屋に戻っていきました。
アナスタシアは、呆然としています。
フェーヴは「愚かだな」と言いながら出てきました。
「本当なのかしら。感情によってパフニールが暴走してしまうなんて…」
「思い込みさ」フェーヴは肩に乗ります。
「前にも話したが、パフニールは新たな契約者が出来て嬉しいんだ。力も皇太孫が20歳になれば自然に落ち着くはずさ」
でもアナスタシアは、原作でアレクセイが暴走した時のことを思い出しました。しかし、その時は「安定の能力を持つヒロイン」がいたのです。
「まぁ、姫があの子にしてあげられるのは、作った物を食べさせてあげることだ」
「そんなことしてる場合じゃないでしょ?」
「じゃあ、どうするんだ?」
アナスタシアは考えます。そして、アレクセイの部屋に向かいました。
ドアを開けると、疲れた顔をしたアレクセイが椅子に座っていました。
アナスタシアは走ったせいで、顔が真っ赤で息も切れています。
アレクセイが侍女を下げると、アナスタシアは息が整ったところで、叫びます。
「パフニールが加減できてないだけよ!」
「どういうこと?」アレクセイは戸惑っています。
「アレクセイは知ってるでしょ?精霊王は誰でも契約できるわけじゃないわ!そして、精霊式の時の皆の顔も覚えてるでしょ?あの子たちだって精霊王と契約したかった。」
「でも、契約できたのは、アレクセイだけ。それは、アレクセイにその資格があるからでしょ?!」
アナスタシアは一生懸命訴えました。
「さっき私に怒った時だって、何もなかったじゃない。力が調整できないのは、パフニールよ!アリョーシャが笑ったって何も起こらないわよ!」
アナスタシアはだんだん、アレクセイに詰め寄ります。
「なんでそう思うようになったの?」アナスタシアが訪ねると、アレクセイは父親の事を思い出していました。
その瞬間、アナスタシアの前にいるアレクセイの周りが青い霧に包まれました。
(この感情は…悲しい色ね…きっと)
アレクセイは下を向いたまま話し始めました。
「…父さんが」
「俺がパフニールと契約した後、お父さんは亡くなったんだ…」
「パフニールの力を抑えられなくて…。」
『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』15話感想
どうして、アレクセイが子どもらしい感情を出さないのかわかってきましたね。
自分のせいでお父さんがなくなったなんて、辛すぎます。
パフニールは1度契約者を亡くしている。と、以前キエルも話していました。
どうやらこの辺も関係がありそうですね。
漫画で見るとアレクセイの悲しい感情が青い色で表されていて、悲しさの深さがわかります。
まとめ
『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』15話のネタバレを紹介しました!
だんだん、アレクセイのことがわかってきたアナスタシアは、どうにかして元気になって欲しいと思っているようですね。お菓子つくってあげたり、励ましてあげたり、どちらが年上なのかわからなくなってきました!
そして、お父さんとアレクセイの間に一体何があったのでしょうか?
次話も楽しみですね。