【悪役皇女様はお菓子の家に住みたい】13話のネタバレを紹介します!
『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』前話あらすじ
フェーブが力を貸してくれたおかげで、胃薬からベーキングパウダーを作ることに成功したアナスタシア。
パベルも驚きを隠せない様子です。
スコーンを完成させたアナスタシアは、アレクセイの所へ向かいます。
アナスタシアの気持ちは通じるでしょうか?
『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』13話ネタバレ!
(ベーキングパウダーが出来たなんて、革命だわ!)
アナスタシアはこのベーキングパウダーを大量に作る工場を造れないか、考えていました。
ベッドの下に隠してある宝石箱の中にはキレイなボタンが3つ。
(これでは、まだまだ…
工場を建てて、お金を稼いで、最終的には「パティスリー」を開けるかも?!)
(とりあえず今は皇宮に馴染むことが一番大事だわ!)
アナスタシアはアレクセイの部屋に向かいます。
コンコンッ
アナスタシアはアレクセイの部屋の扉をノックします。
シーン…返事がありません。
1時間後…夕食後…就寝時間…。
アナスタシアは時間を変えてアレクセイの部屋を訪ねますが、全く反応がありません。
(どうしようかな。明日の授業の時に渡そうかな)
アナスタシアが迷っていると、中から人が出てきました。
「どうかしましたか?アナスタシア殿下」
「…誰ですか?」
「私はアレクセイ殿下の護衛騎士のキリル・シューニンと申します。何の御用でしょう?」
「あ…私はただアリョーシャに会いたくて…」
聞くと、アレクセイは勉強中で忙しそうです。
アナスタシアはスコーンの包みをキエルに渡しました。
「キリルに1つあげるわね。1つはアリョーシャに渡してね」キリルは笑顔で「ありがとうございます」と答えてくれました。
アナスタシアは扉の前で、何となく腑に落ちない顔をしています。
「これは?」事情を知らないアレクセイがキリルに尋ねます。
「さっきアナスタシア殿下がいらっしゃいまして、殿下は勉強中だと伝えましたら、これを渡して欲しいと」
「アナスタシアが?」
アレクセイが包みを開くと、中にはスコーンが一つ。
「これだけ?」
「…ええ。どうしましょう」
「食べるよ」
アレクセイが答えると、キリルは銀の針で毒が入ってないか確かめました。
(俺が日の精霊と契約してから、みんな俺に向ける目は嫉妬や羨望、憎しみだらけだった。
俺はただ皇宮で一緒に過ごせる家族を望んでいただけなのに)
「でも、アナスタシアだけは違ったか…」
アレクセイが初めてアナスタシアを見た時の事を考えていると、スコーンの準備が出来たようです。
「そういえば、下女たちの話によると、アナスタシア殿下は今日だけで4回も訪ねてこられたそうですよ?」キリルが話します。アレクセイは驚きます。
「これのために…わざわざ?」
(媚を売るつもりなのか…でもそれならもっと高級なものを持ってくるか)
アレクセイは1口食べました。
すると、アレクセイの背景にはガーベラのような花が咲きました。
その表情は嬉しそうに見えます。
それから1週間後…
「効果が少しはあったのかな」
アナスタシアがフェーブに話します。
「何のことだ?」
「スコーン食べてくれてるみたいなの。私に対して、警戒心がなくなってきたかしら」
(この調子で私はお菓子作りにしか興味ありません!ってアピールするのよ!)
アナスタシアは嬉しそうです。
「そもそも嫌っていたのか?」
フェーブがブツブツ言ってます。アナスタシアとフェーブはアレクセイの部屋の前に来ました。
いつもならこちらからノックするはずの、アレクセイの部屋の扉が開きました。
「え?なんでドアが?」
アナスタシアが不思議に思っていると、中からアレクセイが訪ねてきました。
「やぁアナスタシア。お前が来てるような気がして」
アナスタシアは、毎日キエルが出てきたので、急にアレクセイが出てきたので慌てます。
「アリョーシャにこれを…」
アナスタシアがアレクセイにお菓子を渡そうとすると、アレクセイはアナスタシアの手を握りました。
『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』13話感想
アレクセイも皇宮に来て、寂しい想いをしていたんだと言う事がわかりましたね。
アナスタシアの事をもっとよく知れば仲良くなれそうな気がします!
しかし、毎日お菓子を作ってアレクセイに渡しに行っていたアナスタシアも健気でかわいいですね。
この背後に、工場を造る計画があるとは誰も思わないでしょう!
まとめ
『悪役皇女様はお菓子の家に住みたい』13話のネタバレを紹介しました!
とうとう、アレクセイ本人が出てきてくれました。
とてもニコニコしていたので、どうやらアナスタシアのお菓子作戦は効いたようです。
2人が話をするのは初めてですね。どんな会話をするのでしょうか?