【もう一度、光の中へ】6話のネタバレを紹介します!
『もう一度、光の中へ』前話あらすじ
夜中に目を覚ましたアイシャは暗いのは嫌だからと精霊たちを呼びました。しかし、どこかせわしない精霊たち。どうしたの?と聞いたその時、精霊王が現れたのです。王と知ったアイシャはぶるぶると震えてしまい、そのまま眠らされました。
『もう一度、光の中へ』6話ネタバレ!
目が覚めると朝になっていました。侍女に「一度も起きずぐっすりお眠りになったようですね」と言われ、そうだったかなと目をこするアイシャ。
満月を見た気がするんだけど…きのせいかな。
最近アイシャは新しいことを始めました。それは「皇后の前で歩く練習をすること」他のことには乗気がしませんでしたが、歩く練習だけは情熱をもって取り組んでいたのです。
気分だけですが、一歩歩けるごとにまた少しだけ「自由」になったようなきがするからと…。
今までアイシャが歩けたのは最大で3歩。皇后に似て少し小さく生まれ、歩くにはまだ足の力が弱くて大変でした。
目の前にいるアイリスは「アイシャとっても上手よ!」「アイシャ~ママはここよ~」と手を前に出しながら笑顔でいました。
飽きもせずいてくれる皇后を見ているアイシャは、記憶が重なり、ふと過去を思い出してしまいます。
アイシャの前世。アリサの母「インデンベル皇后」
「私を一度でも温かく抱きしめたことがあっただろうか?」記憶をたどってみると何度かはあった気がしました。
「単に公式の席で和やかなムードを演出するための政治的行動でしたが、それでも母の胸はすごく温かくて、私は幸せだった…」
たかが3歩歩いただけで息が上がり、足も震えていましたが、今度はもっと歩ける気がしていました。あとちょっと…もう少しだけ…
うわぁ!?っとあともう少しで4歩目のところでしりもちをついてしまいました。それでも自分で立ち上がり、母の元へ歩き始めます。
ここで絶対に諦めたくない。少しずつ、少しずつ、こうやって歩いて行けば…
「いつかあの胸に思いっきり飛び込めるだろうか?」
その後、アイリスの両親が宮殿に到着しました。両親を見るなり、嬉しそうに飛びつくアイリス。アイシャを紹介すると、アイリスの母に抱かれました。
アイシャはアイリスがこんなによく喋るのを始めて見ました。「彼女も両親の前ではやっぱり子供なんだな」
アイリスが両親に近頃どう過ごしていたのか、北部はどんな様子か聞きます。インデンベルのことを…。アイリスの父は中に入りましょうと言いました。
何かあったのかと思ったら、インデンベルの話は外では避けた方がいいことと、特に変わりはないと話します。和親協定後だからなのか静かにしていますが、警戒だけはしている状況だと。
しかし、ここに来る途中で「変な噂」を聞いたと言うのです。
「アイシャの誕生日の宴にインデンベルから使者と贈り物を送る」という噂でした。
アイリスはそれを知っていましたが、アイリスの父は「まさか皇族は来ないでしょう?」
アイリスの父はインデンベルの皇族のやつらだけは、顔を見るのさえ気が乗らないと言います。そして「あの誰だったか皇族の中に…」
一緒に話を聞いていたアイシャは「インデンベルの皇族」が来るのだけは絶対に!と思っていたところに、アイリスの父が放った言葉がズシンときました…。
『もう一度、光の中へ』6話感想
生きることを諦めていたアイシャが歩く練習を…!少しでも生きようと、少しでも今の家族に近づこうとしているのでしょうか…。過去の記憶と重なる時もあるのに、自分から心を開こうとしていますね!頑張って歩く姿はとっても印象的でした。
まとめ
『もう一度、光の中へ』6話のネタバレを紹介しました!
次話ではインデンベルのことを目の前で話しているアイリスの父が、次に放つ言葉が気になります!アイシャにとって、今のインデンベルを知るのはかなり重圧ではありますが…。読者としては聞きたい気持ちですが、アイシャを想うとこれ以上は何も言わないで!そんな気持ちになります。アイリスの両親が到着したということは、誕生日の宴当日も近そうですね!