【もう一度、光の中へ】24話のネタバレを紹介します!
『もう一度、光の中へ』前話あらすじ
最愛の兄イシスのために集まっている人たちの前で中級精霊の召喚に挑むアイシャ。心配するルーに見守れ、魔法石も使い、何とか召喚に成功。現れたのは「中級精霊リミエ」。
『もう一度、光の中へ』24話ネタバレ!
「せ、精霊!?」
その場にいたアイシャ以外の人たちが驚きます。アイシャは冷静にしており、この子たちには治癒能力があると説明。
恐らく神官の代わりになれることから、アイシャ自らがイシスの治療をすると告げたのです。
早速リミエに精霊の力の使い方を聞きます。
『精霊と契約者は契約した瞬間から繋がっています。遠くにいてもその力を発揮できますが、近くにいる程より力が強くなります』
しかし、今のアイシャは体が半端であるからとリミエはアイシャと一体になることに。
リミエの知識がアイシャの頭の中に自然と流れ入って来ます。そして見た目にも変化がありました。目の色が綺麗な青から黄金に…。
アイシャの準備は整い、イシスの体に手を添えるとパァッと眩しい光が目の前に広がりました。
治療には思ったより多くの気力を消耗し、アイシャもその場で耐えるので一杯でした。
イシスが「うっ」と声を上げ、もうひと踏ん張りと思いましたが、アイシャの力がもうお落ちていってました。リミエを召喚するくらいでは足りないのか…。
-幼い頃
アイシャが花かんむりを作っている時、そこにイシスもいたので何気なく「お兄様はお暇なのですか?絶対忙しいはずなのに私とずっと遊んで下さるから」と聞いたのです。
イシスは恥ずかしながら笑って答えます。
「暇な訳じゃなくて、お前がすきだからさ」
-昔のことを思い出したアイシャ。目には涙が溜まっていました。
(死んじゃダメです。お願い。目を開けて下さい…お兄様の笑う顔が見たいです…)
強く願いながら治療を続けますが、急に目の前の視界がゆがみました。その場に倒れてしまいそうでしたが、間一髪でビオンが支えてくれたのです。
ティリオンとアイリスも駆け寄って来て「お前は最善を尽くした」「アイシャ今、顔色がとても悪いわ」と心配の声を掛けます。
アイシャは悔しさや悲しさで涙が溢れます。
(胸が張り裂けそうだ。私では力不足だったの?大神官様が戻られるまででもいいからお兄様を助けたかった)
「…ここはあの世かな?」
その場にいたみんなが驚きます。イシスが目を覚ましたのです。
「お兄様!!」アイシャがイシスに抱き着きます。
(よかった。イシスお兄様が死ななくて。お兄様の笑う顔がもう一度見れて本当によかった)
-アイシャはイシスにどうやって治療したのかを説明しました。
包み隠さず「精霊の力」を使ったことを正直に話すと、古代語の本の秘密が解けたんだなと言ってくれました。
するとそこにいた神官が恐れ多いことに話しかけてきました。
「私たち光の神官司祭たちが何人も張り付いて力を投じても皇太子殿下を目覚めさせることはできませんでした。しかしこんなに強い治癒力だとは…もしかして皇女殿下は…」
「聖女様でございますか?」
『もう一度、光の中へ』24話感想
イシスが目を覚まして、読んでいる私もホッとしました!ギリギリの体力で何とか治療できたアイシャは立派でした…。ビオンもナイスタイミングでしたね。将来的に2人がくっつくことはありますかね…?ちょっと期待してしまいます。
まとめ
『もう一度、光の中へ』24話のネタバレを紹介しました!
アイシャはいわゆる「聖女」なのか。おそらく精霊たちが教えてくれそうですね。それからこれからアイシャはどういう対応を受けるのか…。貴重な精霊使いということを家族たちに知られ、さらに神官司祭たちにも知られたことから、今までのようには過ごせない気もします。どうか苦しい生活だけはしないでほしいと願ってしまいますね。