【もう一度、光の中へ】23話のネタバレを紹介します!
『もう一度、光の中へ』前話あらすじ
思ったより深刻な状況であるイシスを目の前に、大神官を待つことはできないと判断したあアイシャ。いつも守ってくれるイシスのために、今度は自分がイシスを助けるんだと。ルーに中級精霊を今、召喚できるか聞きました。
『もう一度、光の中へ』23話ネタバレ!
『ダメです!』
意識が戻ってまだいくらも経っていない上に、魔力も足りず危険な目に遭うかもしれないと言われます。
ルーの返答はアイシャの予想の範囲内でした。そして「魔力が足りない」という言葉で気づきます。
「もし魔法石を使ったとしたら?それでも難しい?」
正直者のルーは嘘は付けず『それなら可能かもしれない…』と答えました。
少しでも可能性があるならば挑戦してみるしかありません。下級精霊は並みの司祭の精神力と同じ位の治療力を持っており、少なくとも中級精霊と契約しなければイシスを治すことはできません。
今までは精霊使いの能力を隠してきましたアイシャは、イシスの為に覚悟を決めます。
誕生日の宴でアルセンからもらった魔法石を使おうとしましたが、魔力が全部尽きてしまっていました。
貰ってからずっと身につけており、恐らくアイシャが早く意識を取り戻したのは、この魔法石の保護の魔法が作動したからでした。
魔力を使い果たした魔法石はこれ以上力を発揮することはできないのです。
…どうしらいいか魔法石を今すぐどこで手に入るか考え込みます。
ティリオンやビオン、アイリスは心配の目を向けてきました。つらかったら部屋に戻ろうか?と駆け寄ってきてくれたアイリスの言葉も聞こえず、ビオンが視界に入るとある事に気づきました。
ビオンに向かって走り出し「今すぐ魔法石を借りることはできますか?」
周りにいる人たちのことを気にせず、中級精霊の召喚陣を床に書きます。完治していない身体で真剣な表情で動いている姿に誰も声を掛けれません。
魔法陣が完成して、ルーを召喚した時と同じ呪文を唱えます。
「万物を創る精たちよ。私の元に来て力になっておくれ!」
その瞬間、部屋の床に大きく書いた魔法陣が光り、風が起こります。
ルーを召喚した時より大量の気力が必要でした。その場で倒れそうになるのを踏ん張り、力を最大限出します。
『お会いできて嬉しいです。私の名前は「リミエ」。光の中級精霊です』
「中級精霊」を召喚できたことにひとまず安心したアイシャ。立ち上がり「リミエ」に手を差し出します。
「私と契約しましょう」
『…いいですよ。わたし「リミエ」はアイシャ様の精霊になる事を今この場で契約します』
リミエはアイシャの手の甲に口付けをして契約は成功します。
ルーよりも大きく、アイシャと同じぐらいの身長の姿は周りにいた人たちにも見えていました。アイリスは「アイシャ、この妖精は何なの!?」と困惑しています。
「妖精ではありません。…精霊です」
『もう一度、光の中へ』23話感想
中級精霊の召喚に成功しましたね!体調が悪いのにここまで頑張ったアイシャを褒めたいです…!!ルーのように小さい姿ではなく、人間の子どもぐらいの姿に少し驚きました。ルーもそうですが、とても可愛いかとても綺麗かの精霊しかいないんですかね…?
まとめ
『もう一度、光の中へ』23話のネタバレを紹介しました!
召喚に成功できたところで、イシスの治療に取り掛かかりますかね!毒のことが解決したらアイシャが精霊使いでることを家族で話し合い、みんながどんな反応をするのか…。精霊使いであることをどこまで広めるのか。インデンベルも絡んできそうな問題ですよね。次回からの展開も楽しみですね!