【もう一度、光の中へ】21話のネタバレを紹介します!
『もう一度、光の中へ』前話あらすじ
まだ目を覚まさないアイシャの手をずっと握っているアイリス。アイシャは暗いの闇の中にいました。足枷が付いていて、前世の牢獄の中にいることに気づきます…。
『もう一度、光の中へ』21話ネタバレ!
地下の牢獄…。さらに喉が焼けるように痛い感覚。
濁った水が入っている皿に手を伸ばしますが、全てこぼしてしまいます。絶望感で一杯になったアイシャ。
(家族のみんなはどうして変わってしまったのかしら?)
(なぜマリアンヌの言葉だけ信じて私は信じてくれないの?)
悲しさのあまり、死にたくなりました…。
『本当に?』
その時、誰かの声が聞こえました。そこには誰もいないはずなのに…。
『本当にそう思ってるの?本当はそうじゃないでしょ。やりたい事があるじゃない』
その言葉にアイシャは思い出します。
「なぜ私を殺そうとし、何の過ちもない私をなぜ信じてくれないのか」本当は聞きたかったのです。
…ですが、もうそれも無駄なこと。みんなが私を憎んでいる。これ以上誰も…
「誰ひとりも私の声さえ聞きただらないわ」
涙を流すアイシャ。それでも『大丈夫よ』と言われます。『あなたを信じてくれる人。愛してくれる人は別の場所にいるの』
『こっちを見て。彼らがあなたをまっているわ。こっちにおいでと』
そんなことを言われても何も見えない。そう思うと目の前が温かい光で広がります。その先には今の家族、父ティリオン、母アイリス、そして兄イシスが「アイシャ!」と呼んでいます。
アイシャは涙を拭き「私はアリサじゃない。私はアイシャよ。エルミール帝国のたった一人の皇女「アイシャ・ド・エルミール」」
すると足枷は消えて、アリサの姿からアイシャの姿になり、周りの風景も牢獄から広い草原へと変わりました。
自分がいるべき場所に戻るために足を踏み出します。
―光に向かって一生懸命走るアイシャ。
ですが、どれだけ走ってもあの光へ一向に近づきません。一体どうしろと言うのと、ムカッとしてしまいその場に倒れました。
…諦めない気持ちはもちろんあります。「光」が何なのかよく考えてみたらあそこに辿りつく方法があるのではと思いました。
「光」はまるで「家族」みたいに自分を優しく包んでくれる。それなら自分にとって「光」とは「家族」ということ?
よく考えてみるとそれは違いました。間違いではありませんが、「家族」ということが全てではないと。
アイシャの中にも「光」があることに気づいたのです。
今までアイシャを大切にしてくれた人たち。その人たちからもらった光もあります。全てがアイシャの中で光っているのです。
そのおかげでアイシャはもう一度、立ち上がって歩き始める方法を学びました。そして今は「アイシャ」となり、「アリサ」にはできないことでも「アイシャ」ならできることがある。
光に向かって手を伸ばし大きな声で呼びます。
「ルー!!」
光はアイシャの後の闇を払いました。
もう怯えたり泣かないと覚悟を決めたアイシャはその先に進みます。
(私を愛してくれる人たちがいる場所へ!)
『もう一度、光の中へ』21話感想
「アリサ」として生きた過去を乗り越えたようでしたね。「アイシャ」として生まれ変わり、生きる意味が無いと思っていたのに気づいたら周りには温かい人たちが集まっている…。アイシャとして生きる1歩を踏み出したような気がしました。
まとめ
『もう一度、光の中へ』21話のネタバレを紹介しました!
光の存在に気づいたアイシャは恐らく目を覚ましますね。イシスはまだ目を覚まさないのか。そしてアイシャの回復能力を使う場面が出てくるのか。気になる点はまだまだ多いですね!毒を盛った犯人の真相も気になる所…。次回も楽しみですね!