【もう一度、光の中へ】19話のネタバレを紹介します!
『もう一度、光の中へ』前話あらすじ
ビオンのお陰でイシスとようやく話せたアイシャ。そこにアイリスと祖父母も会いに来てくれました。みんなで皇宮を散歩していると、祖父にエルミールの花のアーチの下に立つよう言われます。言われた通りにしていると、「止まれ」と祖父が唱えました。
『もう一度、光の中へ』19話ネタバレ!
祖父が持っている水晶球は「映像球」という物でした。
最近、魔法使いたちが新しく開発した物で、これを使えばこの映像球の魔法石が全部すり減るまで風景と音を保存することができるそうでした。
まるで目で見るように鮮やかで、画家たちの絵とは比較にならないと。
まさか本当に?と疑いながら祖父の元へ駆け寄るアイシャ。さっき撮られていた映像を実際見ることができました。
すると、イシスが「この映像球、複写はできないのですか?」と祖父に目を輝かせます。さらに「欲しい」とまで言い出しました。
祖父とイシスが言い合っている様子を見ていると、隣にいたビオンが笑い出しました。家族の関係がとても仲睦まじく見えて、特に兄弟姉妹がいないビオンはアイシャとイシスとの関係が少し羨ましいと話します。
-後日。
今日は春の祭典の内、最も重要な式典がある日。イシスが後継者として祭壇の上で祈りを捧げ、香木を焚いて民たちの平安を願う日でした。アイシャも含め、みんな白い服を着るのが恒例のようで、宮殿全外が真っ白。
さらに夕方には1年で最も規模が大きく見所のある大宴会が開かれます。昨日までは前夜祭に過ぎなかったのです。
それもあり、祖父母は祭典2日目の昨日すぐに帰ってしまいました。平和協定を結んでもう数年経つので、少しずつ休んでも構わないだろうにと思うアイシャ。
イシスとビオンの元へ訪れ、何をしているのか聞きました。
イシスはテティス皇后の絵の前にいたのです。アイシャは少し気まずくなります。
「…もし母上が生きていらっしゃって、私の姿をご覧になったら何とおっしゃるだろう。なんて事を考えていた」
あまり考えても仕方ない事だけどねとは言いますが、アイシャは心配になります。元気出して下さいと伝えると、「僕は今この瞬間、十分幸せだから」と頭を撫でてくれました。
ビオンの提案で、この後はテーブルに座って話すことに。
3人は庭園で侍従が持ってきたお茶を飲みます。ビオンはいらないと断っていました。
アイシャはお茶がなんとなくいつもより、より美しく光っているように見えました。ですが、お茶を持ってきた侍従が気になりました。イシスの宮殿にいたかなと。お茶を出す位ならかなり長く宮殿で働いている人のはずですが、初めて見たような気がしたのです。
(まぁ、祭典の為に皆忙しい上に侍従は元々多いから見慣れない顔がいてもおかしくは無いわね)
お茶を軽く一口飲むと、いつもと違う味が口に広がります。苦くて後味が悪く、茶葉を長く入れ過ぎたのか、または賞味期限がすぎたのか…。
そう思った瞬間
『ご主人様!!その紅茶を飲んではいけません!!食物の精霊が言うにはそのお茶に「毒」が…!』
ルーに言われた時には遅く、血がぽたぽたと出て視界がぐらっとします。同じお茶を飲んだイシスも顔が真っ青でした。
それ以上飲まないように伝えようとした瞬間、血を吐いたアイシャ。ビオンは急いで「毒を盛られた」と侍医を呼ぶよう命じます。
イシスとアイシャはお互いを向いたまま、その場に倒れました。
『もう一度、光の中へ』19話感想
イシスの実母であるテティス皇后。アイリスやアイシャという存在はいても、やはり母親のことは忘れられませんよね…。心配ないよとは言っていますが、まだ大人になりきれていない年頃にはキツイはずです。それでもアイシャとイシス2人の絆は間違いなく深まっていることが分かりますね。
まとめ
『もう一度、光の中へ』19話のネタバレを紹介しました!
やはり事件が起きてしまいましたね…。まさか毒を盛られて、命に係わるとは思っていませんでしたが…。アイシャの能力が発揮される場面でもありますね。どこまで回復できるのか、そしてどちらも重傷ではないことを祈るばかりです。毒を盛った侍従は誰の指示で行ったのかも気になります。インデンベルが関わっている可能性もありますね…。