【もう一度、光の中へ】13話のネタバレを紹介します!
『もう一度、光の中へ』前話あらすじ
皇宮図書館で精霊に関する本を探していたアイシャは見つけた1冊と精霊たちに勧められた1冊を読むことに。図書館を歩いている時にイシスに呼び止められ、咄嗟に持っていた本を後ろに隠してしまい…。
『もう一度、光の中へ』13話ネタバレ!
「古代語の本です!」
アイシャは強く答えました。「精霊に関する本」だとはバレたくなく、この場を早く切り上げたい…。早く行ってほしいと思いながら、古代語のことをもっと勉強したいことを言いました。
ぎこちない笑顔でいると、イシスはそっと顔に手を添えます。
「アイシャ。アルミン先生が来られたって聞いたよ。先生がお前を天才だと言っていたって?やっぱり僕の妹だ」
本のことは聞かず、アイリスがアイシャの進路のことでたくさん考えてくれていること。応援するからやりたい事をやりなと言ってくれたのです。
そのままイシスはやることがあるからとその場を後にします。アイシャはイシスが何を考えているのかわかりませんでした。
(まるで私が何かを隠していることをしっているような…?)
…いやそれはないと首を横に振ります。それぐらい非現実的な話なのです。アイシャが精霊の資質を持っている事や実は転生した体であることなど。
それを話せる時なんてずっと来ないだろうと思いました。
ーアイシャは自室に戻り、見つけた本を読みます。
内容がとても面白く、嬉しそうに目を輝かせます。古代語の実力不足で全部は読めませんでしたが、だいたいは理解できました。
「精霊使いの流れが途絶えたのは精霊たちの争いに巻き込まれたせい」そこまで読みましたが、「生まれた時から精霊が見える人に関して」は書いてありません。
それなら「私はどんな存在なのかな?」
相談する相手もおらず、この能力を考えればいいのか…。
めくったページに目を向けると「精霊召喚」の文字が。私が求めていた精霊召喚に関する情報がここにある!と勢いよく読み始めます。
「精霊召喚をするためにはまず使用者の「超自然的な力」と「精霊ー」が必要。この2種類両方を準備できたら最も重要な物は「精霊召喚の契約陣」だ」
この3つで精霊を召喚できるのですが、この本では精霊召喚陣に関しては言及しておらず、「もし召喚を望む者ならば現在特別イベント開催中である精霊陣に関する本を買うように…?」
やっと精霊と精霊召喚について少しわかると思ったのに…とアイシャは悔しがります。
周りにいた精霊たちが「落ち着いて」と慌てていました。興奮しすぎたとので少し休もうとしましたが、待てと思います。
精霊たちが読んでと言ったもう1冊の本。題名も著者の名前もありませんでしたが、精霊召喚陣が精霊使い達によって口承文学のように人から人に受け継がれるものなら…?
本をパラパラとめくってみるとありました。「下級精霊召喚契約陣」先程の「精霊の歴史」で見た召喚法を試すことにしました。
1番目、精霊契約陣を準備すること
2番目、使用者の魔力が不足する場合、魔法石を準備すること
3番目、「ー」が不足する場合、上級精霊使いと共に行うこと
それから契約陣を描いたらその上に手を置いて次のように言葉を唱えること
「万物を創る精霊たちよ。私の元に来て力になっておくれ」
すると、ふわっと風が起こり目の前に眩しい光が集まります。
『ふぅ…。召喚された!』
その声はアイシャがずっと前から知っている声でした。
『私と契約されますか?』
アイシャが笑顔で「うん!」と答えると、召喚した精霊におでこにキスをされます。
精霊は光でふんわりしている姿からはっきりと見えるようになり、嬉しそうに挨拶してきました。
『ご機嫌いかがですかご主人様!光の下級精霊「ルー」と申します!』
『もう一度、光の中へ』13話感想
ラストのシーン、精霊召喚までできるとは思っていませんでした!しかもとっても可愛い精霊ですよね!そして、探していたことが書かれた本を読んで嬉しがったり魔法陣について書かれていないことで怒る表情など、表情が昔よりも豊かになりましたね。イシスやアイリスに言えない秘密があるにしても、笑顔が増えたのは嬉しい気持ちになりました。
まとめ
『もう一度、光の中へ』13話のネタバレを紹介しました!
次話では精霊ルーを召喚できたことでおそらくルーから精霊について色々聞くと思います!やっと探していたことが見つかり、実践できたことで嬉しすぎて質問攻めしそう…笑。これをきっかけに春の祭典で何か起こりそうな予感もしますね…。