【ネタバレ12話】もう一度、光の中へ｜家族の気持ち

【もう一度、光の中へ】12話のネタバレを紹介します！

『もう一度、光の中へ』前話あらすじ

イシスと木陰で話し終えた後、宮殿に戻ったアイシャ。使用人たちが何かの準備で慌ただしくしていると、ある侍女から「皇后がアイシャのことを待っている」と聞きました。

『もう一度、光の中へ』12話ネタバレ！

エルミール帝国には季節ごとに大きな行事が一つずつあります。

「春の祭典」「夏の夏至」「秋の狩猟大会」「冬の新年会」

その日の前後に一週間くらいの期間をかけて神に感謝をささげ祝祭を開きますが、大きな年間行事であるほど皇宮でもとても力を入れて準備をします。

もうすぐ「春の祭典」だから皇后であるアイリスがその準備に忙しいことは仕方ないと、アイシャは分かっていました。

いつも訪ねてくるときは知らせてくれますが、今回は知らせがありませんでした。何か話があるのか…。

３日ぶりに会えた母に笑顔で駆け寄るとアイリスも嬉しそうにしています。

春の祭典準備のことを聞いてみると「いつもと同じよ。毎回同じで人々が飽きているのが問題だわ」。困った顔で「何か新しい行事」も浮かばないようでした。

それより…と、この前来たエルミール帝国アカデミーの教授「学者アルミン様」と覚えているか聞かれました。はいと答えたアイシャでしたが、その時に測った学習能力に何か問題があったのか不安になります。全て正解にならないように適当に答えていたのです。

先生は「ものすごく素晴らしい」と何度も言い、「何十年に一度出るか出ないかの天才だ」とまで…。アイリスは興奮気味に話します。

内心もっと適当に答えればよかったかなと思いつつ、天才なんて言いすぎですよと謙遜するアイシャ。

するとアイリスは「あなたは将来何をしたいの？」とアイシャが考えていることを見透かしているかのように話します。

アイシャが賢いことは幼い頃からわかっていてましたが、学者の先生がアイシャにこれから何をしてあげればいいか悩むと言っていたようでした。

「なんでもいいのよ。やりたいことがあるなら皇帝陛下に申し上げて、どんなことでも後押しするわ」

いきなり話されてすぐには答えられないアイシャ。アイリスは「私があまりに焦って話したみたいね。ゆっくり考えてみてごらん」と笑顔で付け加えました。

それか、春の祭典の時同じくらいの歳の子たちと会ってみるのはどうかと。父と兄が許してくれるか分かりませんでしたが、母が自分のことを想ってくれて嬉しいアイシャは「そうしてみます」と答えました。

その後、ソファーにいたアイシャは先程のアイリスと、木陰でイシスに言われた言葉を思い出していました。

（復讐するなら私一人でやるしかないわ。絶対家族に負担をかけたくない。だからもっともっと精霊術を磨き上げるしかないわ）

家族が自分を想って言ってくれたのは理解していましたが、今はすぐにできることに集中しようと思いました。

ー後日

ついに初級の古代語を全てマスターしたアイシャ。難しくはありましたが基本的な語彙をだいたい覚えていた上に形成原理が分かったおかげで、文字の形を見たらある程度はその意味を推測することができるようになっていたのです。

もう残地は実践だけのようで、急いで古代語の書架に来ていましたが、半分はわかない文字…。

さらに帝国の全ての本が集まる皇宮図書館でも古代語の書架はとても小さく、本もふるいものばかりでした。

求めている本が１冊すらどうかわからず、とにかく探すことに。そう思った瞬間、ふと見た棚に「精霊の歴史」という本がありました。これこそアイシャが探していた本であり、この本を勉強すれば少しでも精霊に関してわかるかもしれないと目を輝かせます。

精霊たちも嬉しそうにその本の周りをくるくると飛び回りました。すると精霊に名前を呼ばれてある本を動かしながら「これ見て」「読んでみて」と言われました。

アイシャの能力の限界なのかわかりませんでしたが、今まで精霊たちと言葉のやりとりはできても具体的な会話は成り立ちませんでした。

ですが、精霊たちがこんなに必死に呼ぶのだから何か理由があるはず。精霊たちに「わかったわ」と返事をしました。

図書館を歩いているとイシスに呼び止められました。アイシャは咄嗟に本を後ろに隠してしまいます…。

『もう一度、光の中へ』12話感想

イシスやアイリスは何も言わないアイシャのことを理解していますね。さすが家族でもありますし、変わらない愛情を感じました。巻き込みたくないアイシャの気持ちも分かりますし、イシスとアイリス側の気持ちも分かります…。どっとの気持ちも分かる私個人としてはもどかしい気持ちです…笑

まとめ

『もう一度、光の中へ』12話のネタバレを紹介しました！

次話ではアイシャが咄嗟に本を隠しましたが、イシスは何の本なのかは聞かないですかね…？それか見なかったふりをするか…。無理やり本を取って内容を見てくることはしてこないと思います。精霊使いがバレるのはまだ先かなとも…。そして春の祭典はまたインデンベルの話も出てきそうな予感です！