【もう一度、光の中へ】1話のネタバレを紹介します!
『もう一度、光の中へ』前話あらすじ
「イデンベルの花」と言われ誰からも愛される子、妹の第5皇女「マリアンヌ」。帝国一美しい金色の瞳と愛らしい容姿に優しい性格。対してカラスのような黒い髪とくすんだ緑色の瞳を持つ姉、第4皇女「アリサ」の物語。
『もう一度、光の中へ』1話ネタバレ!
同じ皇女であるにもかかわらず、アリサは使用人からも陰口が絶えませんでした。しかし人々がマリアンヌと比べて後ろ指をさしてもアリサは、マリアンヌのことを心の底から愛していました。
…いいえ。愛していました。「毒殺の濡れ衣をきせられるまでは」
天気の良いある日。アリサはマリアンヌを誘ってお茶を楽しんでいました。笑顔で話していいましたが、マリアンヌがお茶を飲んで血を吐き、そのまま倒れてしまいます…。
マリアンヌに毒を盛ったのは嫉妬に駆られた「カラス」皇女だと噂する貴族たち。
濡れ衣を着せられたアリサが捕われた場所は光が入らない地下室の牢獄。一日たった1回運ばれてくるコップ1杯の水と一切れのパンが、濃い暗闇の中でアリサにとって唯一の刺激でした。
アリサはぼんやりとその時間だけを待ちながら冷え切った牢獄の床の上でどうにか命を繋いでいました。そしてふと、何の音沙汰もない家族たちを思い浮かべます。
「このまま一生取られたままならどうするの?」という考えが湧いてきますが「きっと私の無実を証明してくれるはず」と信じながら必死に自分を励ましていました。
出られると信じ、こんな状況でもマリアンヌを心配していると牢獄から出られる時が来ました…。
兵士に連れて行かれる途中、久しぶりに光を浴びたアリサ。「太陽の光はこんにもあたたかくて美しいものだったのね」。
そんな穏やかな気持ちも束の間。兵士に捕まれてある部屋へ投げ飛ばされます。
「頭を上げろ」
倒れこみながら目の前を見るとそこにはアリサの兄、姉、父がいました。マリアンヌは父が座っていた椅子の後から顔を出してきました。
マリアンヌが無事だったことに安心しましたが、父から思ってもいなかった判決を言い渡されます。
「罪人、第4皇女アリサ。イデンベル帝国の第5皇女マリアンヌを殺そうとした罪により、死刑に処す」
その瞬間、マリアンヌは不敵な笑みで笑っていたのです。瞳の色が金色から血のような赤い色に変わって…。
『もう一度、光の中へ』1話感想
あまりにもありきたりな裏切りでしたね…。こんなことが起こるとは思わないほど、アリサはマリアンヌのことを愛していたのがわかりました。でもラストのシーン。幼いながらあんな不敵な笑みを浮かべたマリアンヌがけっこう怖かったです…。
まとめ
『もう一度、光の中へ』1話のネタバレを紹介しました!
次話では死刑判決を言いわたされたアリサは、命乞いをするのか?それとも素直に受け入れるのか…。逃亡する選択など、色んな予想ができますね。そしてマリアンヌの瞳の色!なぜ赤に…?個人的にはこれが一番気になります!