【もう一度、光の中へ】9話のネタバレを紹介します!
『もう一度、光の中へ』前話あらすじ
プレゼントを順番に貰っている時、インデンベルの使者でありアリサの唯一の幼馴染でもある「アルセン」と再会。そして最後にプレゼントを渡しに来たのはイシス。なんと「騎士の盟約」をするとティリオンに話していたのです。
『もう一度、光の中へ』9話ネタバレ!
「騎士の盟約」とは騎士の帝国と呼ばれるエルミール帝国に存在する永遠の盟約。これを誓った騎士は盟約者を守るためならば自らの全ての信念と名誉をかけるだけでなく「喜んで命を捧げるもする」
それを知っていたアイシャは自分には重すぎる!嫌だ!と本当に嫌な気持ちを声に出します。人の心はいつ変わるか分からない物。いつ裏切られるかもわからない…。
するとイシスは優しい表情でアイシャの手を握りました。
「前も言っただろ?いつどこででも僕がお前を守ってあげるって。お前をちゃんと守れるように僕はもっと強くなるんだ。だから僕を見守っておくれ」
イシスの真っすぐな想いにアイシャは「…ばか」と思いながらも少し嬉しい気持ちで受け入れます。
ティリオンは盟約を進め、膝を付いたイシスに剣を向けます。「右肩は栄光で、左肩は信念。そして額は力だ。これらを盟約者の為に捧げることを誓うか?」
「全てを捧げることを誓います」
その瞬間、会場は湧き上がります。
会場にいる人々に手を振るイシスを見ているアイシャは「そうだ。不幸は全部終わったのかもしれない」と微笑みました。
「皇帝のぬくもりと母の愛。そして…イシスの笑顔。私も幸せになれるのかもしれない」
盟約も無事に終わり、この後の花火を見てアイシャは休むことに。イシスが花火を見るのにぴったりな場所に連れて行ってくれました。
アイシャの耳が痛くないように魔法使いたちの能力で音が小さい花火を作ったとのこと。
エルミールには魔法使いがそんなにはずですが、改めて皇帝がこの宴にいかに力を注いだかが感じられました。
花火が打ち上げられ、イシスは目を輝かせながらはしゃいでいました。エルミール語で「アイシャ」という文字が打ち上げられた時、イシスが嬉しそうに「きれいだ」と言いました。
…なぜか。なぜか今なら言えるような気がする。他の音に遮られてイシスが聞いていない時なら…。
「…いひふ(イシス)」
初めてアイシャとして言葉を発した瞬間でした。急に静かになったイシスに聞こえたかソワソワして、イシスを見ると涙を流していました。
「今、僕を呼んだの?」
『もう一度、光の中へ』9話感想
ラストのシーンは本当に感動しました!勇気を出して言葉を発したアイシャとそれに驚きながらも恐らく嬉しくて涙を流したイシス。嬉しいに決まっていますよね。盟約を結んだ時もそうでしたが、アイシャの心がイシスによって、どんどん開いて行っているのが分かります。「不幸は終わったのかもしれない」それを感じれただけでも今世の生きる意味を見つけられた気がします。
まとめ
『もう一度、光の中へ』9話のネタバレを紹介しました!
次話では言葉を発することができたアイシャにティリオンやアイリスが嬉しがるシーンはありそうです!そしてアルセンはプレゼントを渡しただけのシーンでは終わらないはずです。彼がアリサに対する気持ちが分かるシーンも期待しています。