【継母だけど娘が可愛すぎる】25話のネタバレを紹介します!
『継母だけど娘が可愛すぎる』前話あらすじ
ジェレミー夫人は、王妃殿下に呼び出されました。真相を確かめるため。教育係としてブランシュ姫をお世話してくれた手前、殿下に話す前にアビゲール王妃は、ジェレミー夫人の口から聞きたかったのでしょう。
しかし、ジェレミー夫人はしらを切るばかりで自分の非を全く認めません。
腹が立ったアビゲール王妃は、真実の鏡を見せ「証拠がある」ことをわからせました。
ついに、自分の犯行を認めたジェレミー夫人でしたが、アビゲール王妃は顔をつかみ「10年も親代わりとして育てた子に、どうしてこんなことが出来るのか!」と詰め寄ります。
そして、3つの選択肢からこれからの事を決めさせるのでした。
『継母だけど娘が可愛すぎる』25話ネタバレ!
アビゲール王妃はクララに髪をとかしてもらっています。
クララがジェレミー夫人が投獄されたことを、アビゲール王妃に伝えるとアビゲール王妃の回想が始まります。
ジェレミー夫人の犯行がアビゲール王妃に暴露された日、ジェレミー夫人は殿下に自ら自白することを選びました。
ブランシュ姫を世話してきたこともあるし、きっと罪が軽くなるだろうと思ったのです。
しかし、そんな思惑は全く無意味でした。
セイブリアン殿下は「王族に手をかけたのだ。当然、死刑だろう」と言い放ちます。
ジェレミー夫人の騒動をブランシュ姫の耳に入らないよう最善を尽くしたつもりでしたが、人づてに姫の耳に入ることに。
結局、ブランシュがセイブリアン殿下へ善処してもらうよう懇願書を書いたことで、ジェレミー夫人は死刑を逃れました。
とりあえず、一件落着です。
時は戻り、アビゲール王妃は部屋でくつろいでいます。
「料理長は大丈夫かしら?」
「はぃ。無事に職場へもどりましたよ。」その言葉にアビゲール王妃は、ほっとしました。
「そういえば王妃殿下、今日はブランシュ姫とお散歩する予定でしたね。」クララが言うと、アビゲール王妃は忘れてた!という様子で口を開けてしまったため、お茶が垂れ流しです。
「大変!姫を待たせるわ!急がなきゃ!」
一気に部屋の中は忙しくなりました。
用意が終わり、城の外へ。今日はいい天気でお散歩日和です。
アビゲール王妃は楽しみ過ぎて、30分も前に到着しました。
ふと見ると、茂みの中に黒い影が見えます。「ん?猫かな?」
アビゲール王妃が見に行くと、そこにいたのはブランシュ姫でした。
紫色のお花を摘んでいます。
「姫?」アビゲール王妃が声をかけると、ブランシュ姫は慌てて振り向きました。うしろにお花を隠して。
「王妃殿下!早かったのですね。」
「そうなんです。ところで、何をされていたのですか?」
「えーっと…。」ブランシュ姫はモジモジしてから、アビゲール王妃の目の前に花を差し出しました。
「え?これは私に?」アビゲール王妃はまさかという顔をしています。
「はぃ。王妃殿下に喜んでほしくて。」
(きゃー!うれしすぎて涙が出そう!)
アビゲール王妃はお礼を言うと、とてもうれしそうです。
その顔を見て、ブランシュ姫はこっそり耳元で話します。
「王妃殿下、あの時私の事が好きって言ってくれて、とてもうれしかったです」
「一緒にお散歩できて、とてもうれしいんです!」
ブランシュ姫の素直な言葉に、アビゲール王妃は感動を抑えられません。
(なんていい子なの。恥ずかしいだろう年なのに、こんなに真っ直ぐ気持ちを伝えてくれるなんて…)
あまりに感動して、涙が出てきてしまいました。
「王妃殿下!具合でも悪いのですか?」
「そうじゃありません…。」
2人とも笑っています。(あぁ、なんて幸せなのかしら…。)
そうして、2人は仲良くお散歩に出かけました。
アビゲール王妃が、ふと見上げると、殿下の部屋からセイブリアン殿下がカーテン越しに覗いています。
(どうしたんだろう?仕事の休憩中かな?)
その時は何も気にせず、2人で楽しくお散歩しました。
後日、王妃殿下はバルコニーで絵を描いています。
「最近、良く描かれますね。」クララがお茶を運んで来てくれました。
「ええ。描くのが好きなの。」アビゲール王妃はキャンパスに鉛筆デッサンしています。
転生前はデザイナーでしたからね。
そして、アビゲール王妃の白い首にはブランシュ姫からもらった花で作ったペンダントが光っています。
あのお散歩以来、ブランシュ姫との距離が急速に近づいたアビゲール王妃。
(幸せだな)ペンダントを触りながら思い出すと、なんだかくすぐったい気持ちです。
「そういえば、王妃殿下もうすぐ建国祭ですが、ドレスは決まりましたか?」
クララが話しかけてきました。
(建国祭…アビゲールの記憶では、去年の建国祭では最終日にひどい想いをしたんだったよね)(今年はどうなるんだろう…まぁ、今はどっちになっても大丈夫だけど)
アビゲール王妃は鉛筆をくわえて考え事しています。
すると、ノマが「アビゲール王妃を訪ねて母国のクロネンバーグから使節が来たこと」を話しました。
アビゲール王妃の記憶をたどっても、彼女の周りに親しい人はいなかったはず。
彼女の記憶を辿るしかないのだけれど、私にわかるかしら…。
「ご無沙汰しております王妃殿下」
部屋に入ると、一人の男性が挨拶をします。
その顔を見ると、アビゲール王妃は「モイズ卿」と名前を出しました。
『継母だけど娘が可愛すぎる』25話感想
ジェレミー夫人に刑罰が付き、やっと落ち着きましたね。
ブランシュ姫は殺されていたのかもしれないのに、ジェレミー夫人に情けをかけるなんて優しい子ですね。
昔のアビゲール王妃にも嫌がらせされていたはずなのに、どうしてこんなに真っ直ぐ育ったのでしょうか。
私だったら、仲良くしたいなんて思えないです!
まとめ
『継母だけど娘が可愛すぎる』25話のネタバレを紹介しました!
今回の話は、今のアビゲール王妃になってから初めて訪れた平穏な日々だったのではないでしょうか?
大好きなブランシュ姫にお花をもらったり、表情が緩みっぱなしでしたね!
ブランシュ姫も笑顔が多くて、幸せそうでした。
さて、今度は建国祭にてアビゲール王妃の国、クロネンバーグの使節団がやってきました。
王妃殿下を通じて、権力争いが起こりそうな予感です!