【領主様のコインは減らない】33話のネタバレを紹介します!
『領主様のコインは減らない』前話あらすじ
アカディアの街に滞在中ジェイビスはエルンの命を受けて、帝国のスパイとして仲間に会いに行く。
エルンは姿が見えなくなる内功を使ってジェイビスの後をつけていく。
ジェイビスは仲間に会うが、ふとした事で怪しまれてしまう。
『領主様のコインは減らない』33話ネタバレ!
屋根の上でジェイビスとトレバーの会話を聞いていたエルンは、ジェイビスの寝返りに感づいたかと一瞬ヒヤッとするが、それはトレバーのおふざけであったことが分かり、胸を撫で下ろすエルン。
ひとしきり笑った後、トレバーは改めてジェイビスに、首都へ向かう道からは大分逸れているのに、ここに立ち寄って大丈夫だったのか?潜入先に怪しまれなかったか?と尋ねる。
するとジェイビスは、スティルガードの末っ子をそそのかした、世間知らずの赤ん坊みたいなもんだから屁みたいなものだった、と答えた。
屋根の上でこれを聞いていたエルンは、やけに実感のこもった物言いだと複雑な心境になった。
トレバーはジェイビスに今回の来訪の目的を尋ねる。
ジェイビスは経過報告書を差し出し、これを暗号化して送ってほしい、とだけ言ってその場を去った。
屋根の上でエルンは、彼らのやり取りの淡白さに拍子抜けする一方、ジェイビスはテストに合格だとご満悦だった。
自分もその場を立ち去ろうとしたエルンだったが、残されたトレバー達の会話が聞こえてきた。
トレバーの部下は、連絡係が殺されたのにスパイが生き残っているなんておかしいと、ジェイビスが寝返ったのではないかと疑念を持ったようだ。
これに対してトレバーは、アイツはとても家族想いなヤツだ、家族に迷惑をかけるくらいなら死を選ぶ、と部下を抑えた。
これを聞いたエルンは、ジェイビスには何か事情を抱えているのでは?と思いながら宿への帰路に着いた。
滞在先に帰ると何やら騒がしい一団を見つける。
集団は2つあり言い争いが起こっているようだ。
よく見ると集団のうち1つはエルンのお供の者たちだった。
そしてもう一方はどこぞの侯爵の騎士達のようだった。
スティルガードの騎士達はそのアルブレット侯爵領を外敵から守っている、身の程を弁えろ、と主張し、相手はこれに反発する。
これを聞いていたエルンはアルブレットの名前を聞くと顔色が変わった。
スティルガードとアルブレットの両陣営は互いに譲らず一触即発の様相を帯びてきた。
いよいよ激突が始まると思われたその時、誰かが何をしておる?と一喝する。
声の主はアルブレットの副騎士団長だった。
エルンはこの時拳を震わせ前世で自分がされた仕打ちを思い出していた。
前世においてエルンから全てを奪っていったのは、今は副隊長の後ろで神経質そうに争いの様子を見ているクンツ・アルブレットその人だったのである。
『領主様のコインは減らない』33話感想
まずはジェイビスが寝返っていることがバレずに良かった良かった。
トレバーの部下は感が鋭いようでしたが、仕事にあまり熱心ではなさそうなトレバーのおかげで助かりましたね。
クンツ、見るからににくたらしそう。
ちゃっちゃと前世での恨みを晴らしちゃいましょう。
アルブレットの副隊長の一喝が印象的。怖いんだろうなぁ、この人。
まとめ
『領主様のコインは減らない』33話のネタバレを紹介しました!
前世の仇に出くわしてしまいましたが、いつものように、惨たらしく容赦なく、冷徹に復讐を実行してほしいです。
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