【領主様のコインは減らない】30話のネタバレを紹介します!
『領主様のコインは減らない』前話あらすじ
秘密倉庫から持ち出した金属の卵、不可殺伊についてあれこれ調べるエルン。
強く育てるため、強力な怪獣の血液を卵にかけてしばらくすると、卵を割って中から出てきたのは、なんとも愛らしい姿をした小動物だった。
『領主様のコインは減らない』30話ネタバレ!
アカデミーに向け旅を続ける場所の中で、エルンは自分の手をナイフで切り、不可殺伊に自らの血を与える。
こうする事で不可殺伊は生涯血を与えた者を同族の母と認識すると言う。
徹底的なコントロールを望むならこれが1番の方法なのだと言う事だ。
ふと、不可殺伊の名前を決めないとと思いたちしばし逡巡するエルン。
しばらく考えてサリーと名付けることにした。エルンは1人満足気だが、サリーと名付けられた不可殺伊は首を傾げていた。
森の中でしばしの休憩をとる一行。
エルンの傷ついた手に気づくジェイビス卿は、どうしたのかとエルンに尋ねるも、馬車の中で退屈だから剣で遊んでたらこうなったとエルンは誤魔化した。
そんな誤魔化しは通じません、おぼっちゃまの正体を知ってるんですよ、ジェイビス卿はジト目だ。
とにかく気をつけるようにエルンに釘を刺すジェイビス卿。
エルンに何かあったら護衛役の彼の責任になるからだ。
食事についての軽い会話の後、エルンが馬車に戻ろうとしたその時、ジェイビスが何かに気づき剣を構えるが、それをエルンが制す。
ガサガサっという音と共に現れたのはサリーだった。
サリーはエルンの手の中に戻る。
それを訝し気に見るジェイビスにエルンは、ちょっと前から飼っているペットだと説明する。
そっけないジェイビスを見てとったエルンは、スパイなのにそんなにオレに興味なさげでいいのか?と小声で囁きジェイビス卿をビクつかせる。
ジェイビスに挨拶しろと言われてその愛らしい顔を彼に向けたサリーはジェイビスを魅了する。
ジェイビスはエルンの了承を得てサリーの頭を撫でるが、当のサリーは若干イラッとした様子だ。
なんだか嫌われているみたいですね、とジェイビスはしょんぼりする。
当たり前だ、自分を見て剣を抜こうとした者にしっぽを振る動物がどこにいる、とエルンに言われ、ガックリとしてしまったジェイビスは、食事ができたら持っていきますと、肩を落としてその場を離れていった。
エルンは試していた。サリーが誰から構わず牙を剥くかどうかを。
不可殺伊は凶暴な怪獣だ。
その強さもさることながら多様な姿に変身することもできる強力なモンスターで役に立つのは間違いないが、自分をコントロールできないのではエルンのそばに置くことはできない。
血をやった甲斐があったとエルンはご機嫌だった。
馬車のの中、エルン時は1人考える。
不可殺伊を育てるには、高価な栄養分が必要になる。
それこそ次元取引でしか手に入れられない、しかも高価なものばかりを食べて育てなければならない。
それを賄うためには、碩賢からの分配金とちょっとしたものを売ったくらいでは全く足りない。
また賞金稼ぎを始めるかとエルンはさらに思考に沈んでいく。
1界の誰もが欲しがり、需要供給のバランスが取れていてローリスクなものが良いとあたりをつける。
しばらくの後、これだ、とエルンは何か思いついたようだった。
『領主様のコインは減らない』30話感想
可愛いサリーを育てるのも苦労が多そうですね。
でも商才に長けたエルンのことなので、きっとなんとかしてしまうのでしょう。
成長したサリーがエルンにとってどんな頼もしい味方になってくれるか、今から楽しみです。
まとめ
『領主様のコインは減らない』30話のネタバレを紹介しました!
サリーの成長も楽しみですが、アカデミーでのエルンの活躍(もしくは暗躍?)も楽しみにしてます。
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