【領主様のコインは減らない】27話のネタバレを紹介します!
『領主様のコインは減らない』前話あらすじ
度目の秘密倉庫への入室が許されたももの次元取引書元本の発見には至らなかったエルン。
代わりに金属の大きめの卵状の物体を発見する。
いよいよアカデミーへと旅立つ日、領民は温かくエルンを送り出し、姉カレンは幾ばくかのお金をエルンに手渡した。
『領主様のコインは減らない』27話ネタバレ!
カレンのルビーのペンダントは、母の形見やスティルガードの家宝というわけでもなく売ろうと思えば容易く売って換金できるものではあったが、エルンはそれを姉が大事にしていることを知っていた。早
くから母代わりとしての役割を担っていたカレンは何か負い目のようなものを負っていたのではないかとエルンは思う。
彼女のためにもアカデミー入学前にできる限りのことをしておこうとエルンは次元取引で1界にアクセスし碩賢にコンタクトする。
碩賢は懲りずにまたカモを見つけ小金を稼いでいるようだ。
エルンがそれを咎めると碩賢は縮こまり、せっせと仕事をする。エルンは碩賢との一件以来、碩賢がしたことを黙っている代わりに、エルンにとって非常に有利で強力な次元契約を結んでおり、碩賢が得た利益の80%がエルンの懐に入ってくることになっている。
碩賢がオイタをすると利益分配率を変更することも可能だ。
エルンは碩賢になるべく早くと言って、探し物を依頼していた。
エルンが急かすと程なくして碩賢がそれを見つけてくる。
エバンジェリンブレスという内功だった。エルンは内容を確認する。
説明が途中までしかなかったため詳細を碩賢に尋ねる。
これは女性向けの0界レベルの内功心法で、滑らかで柔らかく、内傷になりにくいものであるという。
エルンは他にも碩賢に依頼しているものがあるらしく、そちらは販売元を突き止めたもののまだ連絡待ちということだった。
通話を切った後エルンは、生かしておいてよかった、なかなか使える、とほくそ笑む。
その手には先程のエバンジェリンブレスの武功書があった。
そしてそれをエルンはカレンに手渡す。
これを最後まで一度読んでほしい、必ず姉さんの役に立つものだから、言いながら。
エルンから見ると、姉カレンは類稀なる才能の持ち主だ。
前世においてカレンが鋼鉄の息吹を習得していたら、スティルガードの没落などあり得なかったと思うほどに。
上位の騎士になれるかどうかはカレン次第だが、その機会さえ彼女に与えられていなかったことにエルンは不憫さを感じていたのだった。
これで準備は整ったと、いよいよ出発の時。
同じく見送りに来ていたダレンには手ぶりで「おれがスティルガードにいなくても、ちゃんと監視してるからな」とハンドサインで伝えて、エルンはアカデミーへと旅立つ。
『領主様のコインは減らない』27話感想
父の優しさをきちんと理解し、姉の不遇に配慮する。
かたや次元取引では謀略を巡らせて時には冷酷非道に立ち回るエルン。
振り幅すごいですね。
2回分の人生で積んだ経験値は伊達じゃない。
アカデミーに行っても、これまでの経験と前世の記憶を武器に活躍してくれることでしょう。
旅立つ際にダレンにいつも見ているからな、と手信号を送るシーンが可笑しくて印象的。
ダレンの心中は如何に?
まとめ
『領主様のコインは減らない』27話のネタバレを紹介しました!
前回でもう出発かと思いきや、まだ準備が整ってなかったようで。
今度こそ旅立ちですね。アカデミーまでの道すがらのハプニングに期待します。
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