【領主様のコインは減らない】25話のネタバレを紹介します!
『領主様のコインは減らない』前話あらすじ
エルンは部屋でヒーリングポーションをしこたま飲まされ寝ていた。
傍にはユラフを装ったジェイビス卿がおり、エルンと会話する。
帝国への報告書を確認し、ジェイビス卿が部屋を出て行った後、部屋のドアをノックして入ってきたのはエルンを心配した父レバタンだった。
レバタンはエルンの隣に腰をかけ、息子を労る言葉をかけた。
『領主様のコインは減らない』25話ネタバレ!
父に温かい言葉をかけられ、内心驚くエルン。
前世ではただひたすら冷たく厳しい父という印象を抱いていたエルンは前世の父と隣に腰掛けている父が同一人物とは思えずにいた。
が、すぐに思い直した。
前世では、兄弟達の本性はあらかた把握していたエルンであったが、父だけは別で、本性を知るどころか、接触することがそもそも少なかったので正直のところよく知らなかったと言うところだ。
もしかしたら父を誤解していたのかもしれないとエルンは思い至る。
優しい言葉をかけてくれる父に対して、エルンは内心父上もくれぐれも気をつけて、と願う。
前世で起こった父の失踪を防ぐために本当のことを話してしまおうかと悩んだエルンだったが、そうしたところで父は信じないだろうと思いとどまった。
そして改めて自分の力でなんとかしないと、心に誓うのだった。
入学祝いとスパイ発見の功労の褒美として、エルンは再び秘密倉庫に入る事を許された。
父は息子がこの度の褒美に自分の指導を所望しなかったことにがっかりした様子も見てとれたが、エルンはゴールドが欲しいわけではないとこれ以上父をがっかりさせないように言った。
1時間の滞在を許され、エルンは秘密倉庫の中を進む。
目指すは前回は入れなかった内側の倉庫だ。
外側にある金銀財宝の類にはめもくれず、内側の倉庫の扉を開くエルン。
いろいろ見て回る中に祖父ラゼカンゆかりのものがいくつかある。
国王からその昔下賜されたという魔法の盾は、装備する事で軍隊などの統率力を上げる効果が付与されたものだが、神話級の騎士にそんなものが必要だとは思えない。
贈られたことにより暗に服従を要求されたもので、ラゼカンは大きくため息をつき、以来一度もそれを使わずに倉庫にしまっていたと言う。
またラゼカンが肌身離さず持っていたと言うダーク・スカイという名の剣は盾とは違いエルンの目をひいた。
彼は剣を調べるため、みすぼらしかったインベントリをアップグレードまでして、一旦剣を格納した。
そしてそのステータスを見るとエルンが睨んだ通り、それは1界でしか手に入らない代物だった。
つまりは祖父も次元取り引きそしていたことに他ならない。
ひとしきり眺め回したあと剣を元の場所に戻し、ふと本来の目的、を思い出す。
次元取り引き書元本の処分である。
このためにわざわざこれに関しては徹頭徹尾、自分以外の人間には使ってほしくないのだった。
『領主様のコインは減らない』25話感想
レバタンは冷静ではありますが、息子への愛がなかったわけでもない、という事を知って内心エルンは嬉しかったようです。次元取引やジェイビス卿への対応は非道さを見せていたエルンですが、根っからのクズではなかったようですね。
そして秘密倉庫の中でもう一度次元取引書の元本を改められそうでよかったです。
インベントリのアップグレードしすぎた時のエルンが印象的。予想外に高い買い物をしてしまうとああなりますわな。
まとめ
『領主様のコインは減らない』25話のネタバレを紹介しました!
次元取引書を探し、そして見つけて欲しい気はしますが、アカデミーにはいつ入学するのか気になります。
同じジャンル人気TOP6
スポンサーリンク