【領主様のコインは減らない】23話のネタバレを紹介します!
『領主様のコインは減らない』前話あらすじ
ジェイビス卿との一騎打ちを制し、さらに陰陽孤によって完全に彼を屈服させたエルン。
従順になった帝国のスパイ、ジェイビス卿は帝国内でのスティルガード家への懸念を語り出した。
『領主様のコインは減らない』23話ネタバレ!
それは皇帝の見立てか?とのエルンからの問いにジェイビス卿は沈黙をもって答えた。
続けて、エルンは近くで見たスパイとしての見解をジェイビス卿に尋ねる。
ラゼカンの孫の中ではカルアンが最も突出して見えたが、それでも祖父や父のようになれないだろう、とジェイビス卿は答える。
エルンの見解もまた同じだった。
が、エルンの強さを身をもって知った今、ラゼカンの血を引いていたのはエルンであったと、ジェイビス卿は確信したようだった。
しかしエルンは心中血筋は関係ないと考える。
自分がここまで強くあるのは紛れもなく次元取引をしたからだと。
そして、帝国はまだスティルガードを警戒していることを改めて確認すると、前世で父が失踪したことに何か関係があるのでは、と言う疑念に行き着く。
前世、スティルガード家の没落は父の失踪とともに幕を開け、それは国中で「英雄の蒸発」として最大のミステリーとされた事件だった。
帝国の目的がスティルガードの脅威を未然に防ぐことだったとすると、前世では辿り着けなかった父の失踪の真相解明の緒になるかも知れない、とエルンは思った。
訓練場でスティルガード家当代当主レバタンは修練の最中だった。
彼は最近修練中に襲う雑念に頭を悩ませており、体調もすぐれないようだった。
「これが心魔というものなのか」とひとりごちる。
そこへカロイがやってきて、エルンがユラフを連れてやってきたと報告する。
カロイはなぜか緊張しており、その様子に気づいたレバタンはどうしたのか尋ねると、ユラフの他にもう1人、エルンが連れてきた人物がいて、それは帝国のスパイだと告げる。
屋敷にて、父を前ににエルンはひざまづく。
皆も見守る中、エルンは2人を連れていた。1人はユラフ。1人は横たわるスパイ。
スパイを見て死んだのか?と尋ねる父レバタンに対して、エルンは生かして連れてくるつもりでしたが申し訳ありませんと謝罪する。
謝る必要はない、治療をしてきなさいと勧める父に、もう少しなら大丈夫です、とことの顛末を説明し出す。
まずは傍のユラフを紹介し、ユラフを連れて彼の宿を出たところ尾行されていることに気づき、人気のないところに誘導してから話を聞き出そうとした所剣を抜いて襲いかかってきた、とエルンは語った。
なぜスパイだと分かった?との父の問いにエルンは何かの書状を差し出す。
レバタンが改め、そしてスパイに間違いないようだ、と彼も見解をエルンと同じくした。
これに対してキルアンは疑問を呈す。
その書状に何が書いてあったのか?とレバタンに問う。
書状には暗号文が書いてあり、内容はレバタンにも分からないが、何度か同じような暗号を見たことがある、とレバタンは説明する。
それだけではスパイかどうかわからないでしょう、とキルアンはなおも食い下がるが、領主に連なるものなら常に最悪の事態を想定しておけと逆に父に一喝される。
レバタンはエルンに向き直り、ねぎらいの言葉をかけ、カロイに医者を手配させた。
これを見ていたキルアンは悔しさに唇を噛んだ。
『領主様のコインは減らない』23話感想
ユラフはエルンではなかったのですか?そして横たわるスパイの死体はジェイビス卿?
それにしては自分の騎士団の有望株の成れの果てを見てもレバタンは気づかないものでしょうか?
今回は謎がいっぱいです。
そしてまた一つ、エルンは恨みを買ってしまったようですね、お兄さんから。
今のエルンにしたら気にすることでもないのでしょうが。
父レバタンが前世において失踪していたとは。真相は本当に帝国絡みなんでしょうかね?また物語の歯車がゆっくり動き出したようです。
キルアンに領主の心得を解くレバタンが印象的。
父でもあり領主でもあり、なんだかんだ行ってこの父はこの物語の一番の人格者かも知れません。
まとめ
『領主様のコインは減らない』23話のネタバレを紹介しました!
ユラフの事、ジェイビス卿の生死、そして父の体の具合や失踪の謎などなど気になるポイントはいっぱいだったので一つでも次回で明らかにして欲しいです。
特にユラフ。
あれは実はジェイビス卿がエルンが使った変装グッズで顔を声を変えているとか?
じゃぁ傍に横たわっていたジェイビス卿らしき死体は誰なんでしょう。。。?
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