詳細ページ公式ページ【悪女の私がヒロインになります】3話のネタバレを紹介します!
『悪女の私がヒロインになります』前話あらすじ
前世で自分を苦しめた真理がヒロインのフローレになり幸せな未来が待っていることが許せない美咲は、原作に背き美咲であることを隠してダリアとしてフローレへの復讐を決意しました。
そして原作ではフローレと皇帝ノエルが出会い結ばれるデビュタント舞踏会で皇帝とのダンスを断り目的の人物ヨハンに会いきいきました。
『悪女の私がヒロインになります』3話ネタバレ!
テラスでヨハンが訪れるのを待ち、話があると微笑んだダリアは陛下には妹がそばに居ますのでご安心くださいと言いました。
それを聞いたヨハンは反応は見せなかったものの内心ではビーデル伯爵が自分と政略結婚させようとしている相手が陛下のそばいることに驚いていました。
ダリア続けて陛下はもうすぐ私の妹と恋に落ちるはずなので殿下がいる北部地方には足も踏み入れませんわと微笑むと、ヨハンは驚いた反応を見せました。
ダリアはヨハンに近づき耳元で説明しにくいのですが実は私数名の過去と未来を知っていますのと言い目を光らせました。
ヨハンは素早くダリアから離れ、信じていない様子で本気ですか?と無表情で言いました。
ダリアは信じなくてもかまいませんがそれよりもっと大事な話があると微笑み、私と結婚してくださいません?と言いました。
今なんと、、と戸惑いを隠せない様子のヨハンですがダリアはニヤリと笑みを見せながら私と結婚して一緒に復讐しましょうと言いました。
復讐という言葉を聞いて一瞬何か言いそうになったヨハンでしたが堪え、誤解しているようだが私は復讐なんて考えた事がないと言いました。
するとダリアは嘘つきと目を細め、殿下は皇太后陛下を自由にさせたいと思わないのですか?と言いました。
その言葉を聞いた途端ヨハンの顔は青ざめました。
ダリアは続けて陛下は殿下の母である皇太后陛下を皇宮から追い出さなかったことを口実に殿下を北部地方に追い出したんじゃありませんの?と言いました。
本来ならダリアが知らないはずの事情を言われ、なぜその事を知っているのかと戸惑いを隠せないヨハンに数名の過去と未来を知っていると申し上げたじゃないですかと微笑むダリア。
元々あるべき座を取り戻して心の底から憎い相手に復讐したい気持ち。
ヨハンの気持ちはダリアと似ていました。
ダリアは皇位を取り戻す想像をした事があるでしょう?と言うとそんなことまで分かるのですか?と未だに驚きを隠せないヨハン。
ダリアは真剣な表情で私が知らないのは自分の未来だけですと言った後、プロポーズする気になりましたか?と笑みを向けました。
ヨハンは鋭い目でダリアを見てすぐに逸らし、私は今プロポーズできる状態じゃありませんしあなたは私を愛してないじゃないですかと言いました。
ダリアはゆっくり近づきながら愛ですか?と聞くとあなたの目を見れば分かりますと鼻で笑いました。
愛する人の目を長く見つめるなんて普通は出来ないがあなたの目は私を見つめている、と説明されたダリアは殿下は好意を寄せているかたがいらっしゃるのですか?と聞きました。
ヨハンは予想外の質問に少し困りながらまだいませんと答えました。
するとダリアはそれならいいじゃないですか、私もいないので気にしなくていいですと満面の笑みで言いましたがヨハンは断りますと冷たく返しました。
家に帰り伯爵にヨハンと結婚すると伝えると何を考えているんだと頬を叩かれ、当分の間外出禁止だと言いその場を去りました。
ダリアは本当にダリアを権力の道具としてしか見てないのだと思い伯爵を睨みつけました。
数日が経ちダリアは自室の窓から外を眺めていました。
前世では親は離婚し一人で中学時代を送ったが普通に幸せでした。
高校生になって坂下真理に出会ってからその幸せにヒビが入っていったのです。
真理は天使のような顔をしていつも裏で操りゆっくり美咲を孤立させ、一晩中教室のロッカーに閉じ込めたりしました。
美咲の周りには誰もおらずただ残っていたのは「死」だけ。
そうして悲惨な人生が終わると思って目を開けたらこの世界でした。
そんな事を思い出しもうこりごりと思っていると庭園を歩くフローレの姿が目に入りました。
今日は招待された社交会に行く日かと原作を思い出します。
そこでは皇帝を慕っている令嬢にいじめられるがノエルがカッコよく登場してフローレを助けます。
ダリアは一瞬苛立った表情になりましたが、私もそろそろ準備しようとすぐ笑みに変わりました。
侍女のアンが準備が終わりましたと言うとドレスを着飾ったダリアはお礼を言い馬車の準備を頼みました。
アンはアタフタしながら旦那様の命令で外出させられないと伝えました。
ダリアは皇帝陛下に会いに行くから馬車がいるってお父様に伝えてくれる?と微笑みました。
するとアンはすぐにお伝えしてきます!と慌てて部屋を出て行きました。
少し時間が経ちアンが戻ってくるとアンの手にはダリアの帽子が握られており、ダリアはニヤリとしました。
歩きながらアンと話していると母に呼び止められました。
ダリアの手を握りながら皇帝陛下の誘いをどうして断ったの?と不安げな表情で言いました。
馬車はすでに用意してあるから皇帝陛下がフローレを気に入っているという噂が嘘だって証明してきなさいと手に力を込められ、ダリアは微笑みました。
馬車に乗ったダリアは御者にネオディア屋敷に行くから馬車を引き返して場所は私が案内するわと言うとですが旦那様が、、、と御者もアンと同じ事を言われたらしく慌てました。
ダリアは私の言う事が聞けないのかと睨みつけ、責任は私がとるから心配しないでと言うと馬車はネオディア屋敷へ向かい始めました。
辺りが暗くなった頃屋敷に到着し、馬車を降りたダリアは屋敷を見渡しました。
この場所の位置は高位貴族だけが知ってる情報ですがダリアは原作を読んでいたため知っていました。
呼び鈴を鳴らし、中から使用人が出てきました。
ダリアは夜分遅くに申し訳ございません急用で大公殿下に会いにきましたと言うと使用人は驚きながらも少々お待ち下さいと言い急いで戻って行きました。
少しするとタキシードを着た執事と先程の使用人が出てきて初めましてマーガレットご令嬢、中へとご案内させて頂きますと執事が頭を下げました。
こんな時間に来た理由が気になるだろうし帰すわけにはいかないだろうとダリアは作戦通り屋敷に入る事ができました。
ヨハンの部屋に案内されダリアは入ってすぐに挨拶をしようとしますが、初めて会った仲でもありませんし結構ですと笑いました。
そして続けてだからといって夜遅くに連絡も無く急に来ていいほどの仲でもないですけど、と言って立ち上がりました。
ダリアは皮肉の言葉を受け流してご迷惑おかけして申し訳ありませんがまだお話が終わってないので続きをしにきましたと微笑みました。
ヨハンはあの日はっきりと断ったはずです、まさか大公妃の称号が欲しくてこんなことするんですか?と聞くとダリアはクスリと笑い、私はただ味方が必要なだけでその味方が殿下ならこの上ありませんと言いました。
その言葉を聞き少し考えたヨハンは私よりも皇帝陛下が必要なのでは?と言いました。
ヨハンが中々提案を受け入れてくれないのでダリアは最後の手段を使うため今は引き下がることにしました。
ダリアは仕方がありません、殿下の意思を尊重しますが夜も遅いので今夜だけ部屋をお貸し頂けないでしょうか?と言い微笑みました。
『悪女の私がヒロインになります』3話感想
最初は悪女になりきれなかった美咲が真理への恨みで完全な悪女ダリアの顔になっていてかっこよかったです。
本当は復讐したいのに中々提案を呑まないヨハンがもどかしく、早く味方になれー!と思いながら読んでいました。
まとめ
『悪女の私がヒロインになります』3話のネタバレを紹介しました!
次話はダリアの最終手段がどんなものなのか気になります。
そしてその手段でヨハンは提案を呑むのか、次話はとても重要だと思います。