【悪女に義理などありません】13話のネタバレを紹介します!
『悪女に義理などありません』前話あらすじ
ヒラリオンを始末し終えたシャロテとルスラン。ドレスや装飾品の調達をしていると高い物でもどんどん買うルスラン。シャロテは遠慮していていましたが「高貴な物が似合う」と言われて…。
『悪女に義理などありません』13話ネタバレ!
帝都のリヒト大公邸宅はここ数日、騒がしくしていました。建設業者や職を求める者、大公家の新たな実力者と知り合いになろうとする客人まで…。
生前のアネリスが帝都を訪れることはほどんどありませんでした。忙しかったのはもちろんですが、弟のアントンが急死した影響が大きくありました。
アントンは一人で帝都へ進出し「カイテル伯爵」という爵位まで授かりましたが、イペニア侵攻を反対した彼を先代皇帝はすぐさま失脚させました。ショックと重圧に苦しめれた彼は早くして亡くなり、伯爵の爵位だけが残ったのです…。
アントンの跡継ぎが再び帝都へ現れ、顔を見に来た者もいたのでしょう。
ようやく一息付けたシャロテ。そこにルスランも来ました。「新しい住まいはどうだ?」と聞かれ、一瞬返す言葉を悩みます。「君には高貴なものが似合う」その言葉を思い出し、悪くないと返しました。
ヒラリオンが主犯であった人身売買の件は、ルスランがうまく片付いており、人身売買を記録した帳簿も見つけていました。細かく記録されており見やすい帳簿で、ヒラリオンは商売の才能があるとまでルスランは言います。
この後、ルスランはティータイムの約束で宮殿に向かう予定がありました。
毒の調達先も供給手段も壊滅。ルスランはオベンハーペンでの一件は「税金の不正」として報告するつもりでした。市長も事が大きくなるよりはそれを望むだろうと。
そうやって両者の騒ぎも大きくなっていくことにシャロテはルスランを「やるじゃないか」と褒めました。
できればシャロテも謁見の間に行きたかったのですが、アルベルトを殺してしまいそうでした。まだその時ではないと我慢するよう、自分に言い聞かせます。
ルスランが出発する時間となり、見送りに行くシャロテ。使用人の様子が気になり、ルスランを引き止めます。
「キスして」とお願いしたのです。
ルスランは思わずえ?と声を漏らしますが、シャロテは「ほっぺに。皆に見えるように」とこそっと伝えます。
了承したルスランがキスをしてくる時、眼差しがいつもと少し違ったように思いました…。
ルスランを見送り、新しく雇った使用人のリストに目を通します。北部出身はほどんどいませんでした。
「口が堅く忠実な人間」ばかりではないと思い、そういう人は使い道があるから先に把握しておこうとしていたのです。
すると、新しく雇った使用人がきました。彼女は「履歴書は必要ない」人物。
帝都に向かう馬車の中でルスランが持っていたのは「ヒラリオンの元で働いていた人のリスト」でした。その時、シャロテは見つけたのです。
「口が堅く頼りがいがあって信頼できる人物」であり、かつてのシャロテの侍女であった「ナディア嬢」を。
相変わらず淡々としているナディア嬢にさっそく最初の仕事についてくるよう命じます。
その頃ルスランは宮殿に到着。思ったりも早く皇帝の元へ案内されます。
「僕が実権を握っているとはいえ所詮ドロテアの代理。皇帝からすればいくらでも待たせられる地方貴族だろうに…」案内役についていきながら思いました。
皇帝の若き太陽。鑑識眼に憧れ、田舎で麦を踏んでいた邪道皇帝…。
そんな皇帝がいる部屋へ入ると、最初に掛けられた言葉は「大公が無くなって残念だ。それを伝えるためにこの場を用意した」でした。
ようやく恩人を死に追いやった人物に会えたルスラン。アルベルトに挨拶を返し、表向きの言葉を並べます。
「亡くなった大公陛下もお喜びになるでしょう」
『悪女に義理などありません』13話感想
ほっぺにキスするシーン!ルスランの顔が良く見えない描写がずるかったですね!!どんな眼差しをしていたのか…。少しは照れた様子でいたことを願います…笑
まとめ
『悪女に義理などありません』13話のネタバレを紹介しました!
次話ではアルベルトとルスランの対面でどんな会話をするのか楽しみですね!ルスランは顔には出さず、淡々と上辺だけの言葉を並べると思います。アルベルトの方が顔に出るような気がするので、シャロテの話題が出た時はどんな反応するのか。そしてシャロテがナディアと向かった先は…?