【悪女に義理などありません】3話のネタバレを紹介します!
『悪女に義理などありません』前話あらすじ
皇后になる公女をねたんで暗殺を企み、平気で人を殺す「稀代の悪女」として処罰されたシャロテ。牢獄で5年の月日が経ち、ようやく捨てられたことを受け入れることができました。
『悪女に義理などありません』3話ネタバレ!
牢獄の看守長と新人の女がシャロテを監視していました。新人の女はシャロテが死んでしまうのではないかと気を重くしていましたが、看守長は「獄死」させることが皇帝の考えだと言い放ったのです。
そのまま置いておくには危険で、新しい皇帝には必要のない力。彼女の攻勢が重荷だったろうが、これ以上利用価値のないものだと。
その話が聞こえたシャロテはまだ死ねないと強く想います。ここから抜け出して皇帝を含め、自分を裏切った人全員を殺すつもりでした。
しかしここからどうやって抜ければいいのか…。
ここは北部にある垂直に落ちていく深い洞窟の底からさらに掘り進んだ氷の牢獄。岩壁は凍り付いており、常に監視はされている環境。それに加えて動かない足も問題でした。
そして、体にオーラが巡らないことが一番の問題でした。他人からオーラを貰えるなら一時的にでも動けますが、そんなチャンスがあるわけないと状況は絶望的だったのです。
そんなシャロテにある人物が訪ねてきました。目の前に現れたのは「カイテル伯爵」。リヒト大公の息子であり、先日大公が死んだことや悪女がいることが不安だと話していました。
悪女であるシャロテを一目見るだけだと思ったら突然口付けをしたのです。
「口の中に中に何か隠してると思ったが何もないようだな」と言いながらニヤッと笑ったカイテル伯爵。怒ったシャロテに構わず、慌てている看守長とその場を後にします。
シャロテは看守長が言った「リヒト大公のご子息」の言葉に聞きおぼえがありました。
「リヒト大公爵」は由緒ある北部の貴族で皇族の傍係。シャロテは娘がいることは聞いていましたが、息子がいるとは知りませんでした。
リヒト大公のことを思い出していると、体にかすかにですがオーラが巡っていることに気づきます。
その後、看守長はまたしてもシャロテに悪戯をしようとしていました。新人の女はでもやっぱりと看守長に話掛けた時、鎖の手錠を外しているシャロテが立っていました。
看守たちに気づいたシャロテは嬉しそうな表情を浮かべます。この瞬間をどれほど待ちわびたか。このオーラは「ある者」が分けてくれたに違いないと思いました。
どういう理由かは分かりませんでしたが、シャロテにとってはここから出られるのなら関係ありませんでした。
しかしこの体の状態では人に貰ったオーラを長くは溜めれず、看守長だけ始末して急いで氷の壁を登ります。
ようやく外へと出たシャロテでしたが、オーラがなくなったからなのか足が急激に痛み出しました。それでも「あいつらに仕返しするまではまだ死ねない」と這いつくばりながら先へ進もうとします。
そこにカイテル伯爵が現れました。「いい目をしているな。僕の育ての母もこんな気分だったのだろう」と言いながら。
シャロテは「育ての母」で気づいたのです。リヒト大公には実の娘が一人。そして養子の息子が一人いると…。
「ルスラン・フォン・リヒト」とシャロテが本名を言うと、ルスランは満足気な表情。育ての母が爵位をけれたから今はカイテル伯爵だと、シャロテの目線に合わせてしゃがみます。
シャロテはなぜ自分を助けたのか聞くと、ルスランはシャロテの頬に手を添えて頼み事をしてきたのです。
「皇帝を殺してくれないか?」と。それはシャロテにとってこの上なく甘美な響きでした。
シャロテとルスランは「イペニア」へ向かうために馬車を走らせます。
「イペニア」は北の外れにある小王国。シャロテは、不老不死を熱望いた先代皇帝が滅ぼして捨てたと聞いていました。
しかし、到着した場所には教会がありました。ルスランはここに来た理由を教えてくれました。
「君に魔法をかけるためだ。不老不死の秘密の魔法を」。
『悪女に義理などありません』3話感想
シャロテが望んでいたことが5年を経て叶うのかと思うと、よくここまで耐えれたなと思いました…。厳しい環境だったのに…。救ってくれたルスランはまさに次の「お星様」ですよね!
まとめ
『悪女に義理などありません』3話のネタバレを紹介しました!
次話では不老不死の魔法のことやルスランがなぜシャロテを助けるのに5年もかかってしまったのか知りたいですね!そして復讐の理由も…。シャロテが5年も牢獄に入っていた間に貴族や皇族で何か大きな変化があったのかも気になります!